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資料3-1 感染症定期報告感染症別文献一覧表[551KB] (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53729.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会(令和6年度第3回 3/14)《厚生労働省》
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ID

感染症(PT)

45 鳥インフルエンザ

46 鳥インフルエンザ

47 鳥インフルエンザ

48 鳥インフルエンザ

49 鳥インフルエンザ

50 鳥インフルエンザ

51 鳥インフルエンザ

出典

概要

CDC FluView. 2024/05/18

〇FluView 第20週(2024年5月18日まで):新型インフルエンザAウイルス
ヒトの高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)A(H5N1)ウイルス感染1例が、Michigan Department
of Health and Human Servicesにより報告された。ウシからHPAI A(H5N1)ウイルスが検出され
た商業酪農場で勤務していたMichiganの18歳以上の患者は結膜炎を発症した。本症例は、米
国でA(H5)ウイルス検査陽性となった3例目の患者である。1例目は2022年4月にColoradoで
HPAI A(H5N1)ウイルスに感染した家禽を殺処分した際に疲労を報告した患者で、2例目は
2024年4月にTexasで結膜炎を患った酪農場の労働者から報告された。これは、複数の州で進
行中の乳牛におけるHPAI A(H5N1)のアウトブレイクに関連する2例目の症例である。現在、
米国では、野鳥の間でHPAI A(H5N1)ウイルスの検出が広がっている。家禽、裏庭の群れ及
び乳牛などの動物でアウトブレイクが発生している。野生の哺乳類における散発的な感染も
United States Department of Agriculture(USDA)のAnimal Plant Health Inspection Service
(APHIS)によって報告されている。

CDC FluView. 2024/05/25

〇FluView 第21週(2024年5月25日まで):新型インフルエンザAウイルス
インフルエンザA(H5)ウイルスによるヒト感染1例がMichigan Department of Health and
Human Servicesから報告された。本例は、米国でA(H5)ウイルス検査陽性となった4例目の患
者である。1例目の症例は2022年4月にColoradoで、2例目は2024年4月にTexasで、3例目は
2024年5月にMichiganで報告された。本例は、乳牛におけるHPAI A(H5N1)の複数の州におい
て継続中のアウトブレイクに関連する3例目の患者であり、過去のMichiganでの患者と同じ乳
牛との関連はない。現在、米国では、野鳥におけるHPAI A(H5N1)ウイルスの検出が広まって
いる。家禽、裏庭の群れ、及び乳牛を含む動物におけるアウトブレイクが発生している。野生
の哺乳類における散発的な感染も、USDAのAPHISから報告されている。2022年2月9日~
2024年5月29日、HPAIに感染したトリ、ウシ、又はその他の動物に接触した9,400例以上が積
極的に監視されている。

CDC FluView. 2024/06/29

〇FluView 第26週(2024年6月29日まで):新型インフルエンザAウイルス
複数のウシからHPAI A(H5N1)ウイルスが検出された商業乳牛農場で勤務していたColorado
の18歳以上である患者1例が、2024年6月26日に眼の発赤と眼刺激を発症した。複数の検体
が2024年7月2日にCDCで受領され検査された。本例は、米国全体でA(H5)ウイルス検査陽性
となった5例目の患者である。本例は、2024年に複数の州において継続中の乳牛における
HPAI A(H5N1)のアウトブレイクに関連する4例目の患者であることについて記載された。

CDC FluView. 2024/07/13

〇FluView 第28週(2024年7月13日まで):新型インフルエンザAウイルス
Coloradoで、18歳以上のヒト5例が検査でインフルエンザA(H5)ウイルス陽性となった。5例全
てが症状発症前に、家禽においてHPAI A(H5N1)ウイルスのクレード2.3.4.4b、遺伝子型B3.13
が検出された同一の商業用家禽農場で、廃棄及び殺処分作業を行っていた。2022年以降、米
国において計10例のヒトが検査でA(H5)ウイルス陽性となった。4例の症例は、2024年4月~6
月にTexas(1例)及びMichigan(2例)において、乳牛を扱ったヒトで発生した。次いで、2024年7
月にColoradoにおいて家禽の廃棄及び殺処分作業に関連する5例の症例が続いた。

CDC FluView. 2024/07/20

〇FluView 第29週(2024年7月20日まで):新型インフルエンザAウイルス
Coloradoで、18歳以上のヒト4例が検査でインフルエンザA(H5)ウイルス陽性となった。4例全
てが症状発症前に、家禽においてHPAI A(H5N1)ウイルスのクレード2.3.4.4b、遺伝子型B3.13
が検出されたColoradoの家禽農場2つのうち1つで、廃棄及び殺処分作業を行っていた。2022
年以降、米国において計14例のヒトが検査でインフルエンザA(H5)ウイルス陽性となった。4例
の症例は、2024年4月~6月にTexas(1例)、Michigan(2例)、Colorado(1例)において乳牛を
扱ったヒトで発生した。次いで、2024年7月にColoradoにおいて家禽の廃棄及び殺処分作業に
関連する9例の症例が続いたことなどについて記載。

CDC FluView. 2024/07/27

〇FluView 第30週(2024年7月27日まで):新型インフルエンザAウイルス
第30週に、ヒトの新規インフルエンザA感染は報告されていない。2023年~2024年のインフル
エンザシーズン中に、米国で計13例のヒトのインフルエンザA(H5)感染症例が報告された。そ
のうち4例が乳牛を扱う労働者、9例が家禽の殺処分や破棄の関係者において発生した。2023
年~2024年のシーズンには3例のインフルエンザA(H1N2v)症例も報告され、同シーズンの新
型インフルエンザA症例の合計は16例となったことなどについて記載。

CDC MMWR. 73(2024)501-505

〇米国の乳牛におけるHPAI A(H5N1)ウイルスのアウトブレイクとヒトの症例2例の検出-米国
(2024年)
2024年4月1日、Texas Department of State Health Servicesは、酪農場の従業員1例が、感染
の可能性が高い乳牛に接触した後に、HAPI A(H5N1)ウイルスの検査に陽性を示したと報告
した。
USDAは、1週間前、複数州での乳牛におけるA(H5N1)ウイルスのアウトブレイクを報告してい
た。ヒトの生活圏やその周辺に住み、影響を受けた農場で死亡した納屋のネコ、トリ、その他
の動物にもA(H5N1)ウイルスが検出された。
2024年5月22日時点で、乳牛又は感染したウシの乳に接触した農場従業員約350例がモニタ
リングを受けている。このようなモニタリングの取り組みによって、Michiganで結膜炎を呈した2
例目のヒトのA(H5)症例が特定され、2024年5月22日に報告された。
これらは、鳥インフルエンザAウイルスのウシからヒトへの感染が推定された、知られている限
り最初の事例である。
米国の乳牛におけるインフルエンザA(H5N1)ウイルス、世界のヒトのインフルエンザA(H5N1)
症例について記載されている。
CDCは感染した鳥類や動物に接触した人々の監視を行い、インフルエンザの活動やウイルス
の変化を追跡するための全国的な監視システムを運用しています。また、インフルエンザの監
視活動を強化するための複数の取り組みを進めている。
CDCは新型インフルエンザAウイルスの対策として、ワクチン開発と抗ウイルス薬の使用を推
進している。また、感染リスクの評価と管理のために疫学調査を計画し、公衆衛生へのリスク
が増大する可能性のある発展を特定し、対策するために一元的なヘルスケア対応が必要とさ
れている。

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