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資料3-1 感染症定期報告感染症別文献一覧表[551KB] (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53729.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会(令和6年度第3回 3/14)《厚生労働省》
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ID

感染症(PT)

93 鳥インフルエンザ

94 鳥インフルエンザ

95 鳥インフルエンザ

96 鳥インフルエンザ

97 鳥インフルエンザ

出典

概要

ProMED-mail 20240605.8716861

〇情報源:Agriculture Victoria
Victoriaの、Meredith近郊の商業用家禽農場で鳥インフルエンザが検出されたため、
Agriculture Victoriaが対応している。本施設は、Meredithの、最初の感染施設周辺の制限区
域5km圏内に位置している。検査の結果、本施設において高病原性H7N3株鳥インフルエンザ
ウイルスが確認された。
〇情報源:Reuters
2024年6月4日に高病原性鳥インフルエンザが、Melbourne近郊の3番目となる家禽農場で検
出された。2024年5月には、オーストラリアの養鶏場2施設で鳥インフルエンザが発見され、既
に数十万例のトリが殺処分されている。州政府によると、この3番目の農場は、初めて感染が
報告された場所から数km以内にあり、いずれにおいても同じH7N3株のウイルスが検出された
が、もう1つの農場ではH7N9株が検出された。近年、鳥インフルエンザの別の株であるH5N1
が、10種の哺乳類や米国のウシの群れの間にも広がり、米国で3例のヒトが、オーストラリアで
1例のヒトが感染した。

ProMED-mail 20240606.8716885

〇情報源:The Telegraph
USDAが発表した新たなデータは、複数の乳牛の群れがH5N1に感染しているstate of New
Mexicoにおいて、イエハツカネズミ11例が検査で鳥インフルエンザ陽性であったことを示した。
USDAは本例のイエハツカネズミがどのように本ウイルスに感染したかについての情報を発表
していないが、科学者らはこのイエハツカネズミが農場に住んでおり、感染したウシからの低
温殺菌されていない牛乳を摂取後に感染したのではないかと推測している。1カ月前に発表さ
れた研究にはTexasの複数のネコの死亡が記録されており、これは同経路を介して本ウイル
スに感染したと考えられている。2024年3月、米国のウシから本ウイルスが検出され、その後
米国9州の71の乳牛群に蔓延した。Texas及びMichiganの農場の酪農労働者3例も感染し、ウ
イルスの人間への感染能力に対する懸念が生まれている。パンデミックが発生した場合、従
来のワクチンの製造には6カ月以上かかる可能性があり、mRNAやその他のより迅速なワクチ
ン技術への投資の可能性がある。

ProMED-mail 20240610.8716954

〇情報源:Wyoming Department of Agriculture(WDA)
Wyoming Livestock BoardとWDAは、Wyomingの乳牛群におけるHPAIの検出について、USDA
のNational Veterinary Services Laboratoryから確認を得た。本症例は、Wyomingの酪農場に
おいて初めて確定されたHPAI症例である。
〇情報源:Nebraska Examiner
州のagriculture officialsによると、Iowa最北西部のO’Brien Countyの乳牛の群れが、感染力
の強い鳥インフルエンザに感染した。本症例は、Iowaのウシにおいて初めて検出された鳥イン
フルエンザであり、近隣の複数のcountyの家禽の群れで最近同ウイルスが検出されたのに続
く症例である。Iowaは、乳牛に感染が確認された10番目の州である。本ウイルスは、2024年3
月にTexasのウシにおいて初めて特定された。この最初の感染源は野鳥であると考えられて
いる。Iowaでは先週、O’Brienのすぐ西にあるSioux Countyの420万例の産卵鶏の群れにおい
て、最近初めて本ウイルスが検出された。ウイルスの遺伝子解析で、このウイルスが、乳牛が
感染している変異株であることが明らかになった。感染したウシと業務で密接に接触した他の
複数州の3例のヒトが感染した。Iowaで最近発生したもう1件の家禽の感染は、Cherokee
Countyの約103,000例のシチメンチョウの群れで発生した。
〇情報源:Reuters
米国の5つの州で鳥インフルエンザに感染した乳牛が死亡した、又は回復しなかったため農業
従事者により虐殺されたと、州当局者と研究者がReutersに述べた。Reutersは、鳥インフルエ
ンザに感染してSouth Dakota、Michigan、Texas、Ohio、Coloradoで死亡した又は処分されたウ
シの総数を特定できなかった。USDAによると、2024年3月末以降、10の州の80を超える群れ
において、乳牛が鳥インフルエンザに感染した。

ProMED-mail 20240705.8717382

〇情報源:Center for Infectious Disease Research and Policy
2024年7月3日、CDCは、2024年の米国で4例目となるHPAIのヒト症例を確認し、Coloradoでは
(モデレータ注:同州では同年で初めての症例)さらに多くの感染した乳牛を報告している。過
去のヒト症例は、Texas(1例)及びMichigan(2例)においてであった。Coloradoの患者は酪農従
事者で、H5N1ウイルスに感染したウシに職場で接触したため、監視されていた。同州における
乳牛群のH5N1鳥インフルエンザの新たなアウトブレイク2件が確定リストに追加され、感染し
た乳牛群は12州からの計139件に増加した。
〇情報源:KCCI
過去2年間に、感染した家禽やウシと密接に働いていた複数のヒトの感染が4例(現在5例)記
録されており、2022年は家禽労働者1例、2024年は酪農労働者3例(現在4例)であった。

ProMED-mail 20240730.8717826

2024年3月16日から6月14日の間、欧州13カ国でHPAI A(H5)ウイルスが42件検出された。検
出数は過去最低レベルだが、ウイルスは低レベルで循環し続けている。欧州以外では、特に
米国で状況が悪化し、新しいA(H5N1)ウイルス遺伝子型(B3.13)が12州の130以上の酪農場
で確認された。感染は乳牛の乳房に集中し、感染動物の乳が新たな感染経路となっている。
2024年3月13日から6月20日の間、ベトナム、オーストラリア、米国、中国、インド、メキシコで14
件の新たな鳥インフルエンザヒト感染例が報告された。メキシコの症例はA(H5N2)サブタイプ
による初めての確認例だった。ほとんどの感染者は家禽類、生鳥市場、又は乳牛への接触歴
がある。ヒトへの感染は依然として稀で、ヒト-ヒト感染は観察されていない。EU/EEA地域の一
般市民にとって、現在流行しているA(H5)ウイルスの感染リスクは低いままだが、職業上又は
他の理由で感染動物や汚染環境に接触する人々にとっては低から中程度のリスクが続いて
いる。

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