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○個別事項(その2)について-1 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00110.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第492回  10/22)《厚生労働省》
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外来化学療法のそのほかの評価について(主なもの)
がん患者指導管理料

連携充実加算

無菌製剤処理料

評価



医師が看護師と共同して治療方針等について話し合い、その
内容を文書等により提供した場合
(1回に限り)
500点
ロ 医師又は看護師が心理的不安を軽減するための面接を行
った場合(6回に限り)
200点
ハ 医師又は薬剤師が抗悪性腫瘍剤の投薬又は注射の必要
性等について文書により説明を行った場合
(6回に限り)
200点
ニ 医師が遺伝子検査の必要性について文書により説明を行
った場合
300点

150点
外来化学療法加算1を算定する日に月1回

無菌製剤処理料1
(悪性腫瘍に対して用いる薬剤が注射される
一部の患者)
イ 閉鎖式接続器具を使用した場合
180点
ロ イ以外の場合
45点

概要

医師又は看護師が行う心理的不安を軽減するための介入及び
医師又は薬剤師が行う抗悪性腫瘍剤の副作用等の指導管理を
行った場合に算定。

患者にレジメン(治療計画)を提供し、患者の状態を踏
まえた必要な指導を行うとともに、地域の薬局薬剤師を
対象とした研修会の実施等の連携体制を整備している
場合に算定。

抗がん剤への被曝防止の観点等から、閉鎖式接続器
具を使用した場合等、無菌製剤処理を行う場合に算
定。

主な算定要件







主な施設基準








創設年度

指導内容等の要点を診療録等に記載。
患者の十分な理解が得られた場合に算定。
看護師、薬剤師が実施した場合、医師に対して情報提供や
提案などを行う。
ロは継続して治療を行う者のうち、STAS-Jで2以上の項目が
2項目以上該当、又はDCS 40点以上の者を対象。
ニは乳癌、卵巣癌又は卵管癌と診断された患者のうち遺伝性
乳がん卵巣がん症候群が疑われる患者を対象。



イは、緩和ケアの研修を修了した医師及び専任看護師が
それぞれ1名以上配置、緩和ケア研修会等の終了、看護師
は、5年以上がん患者の看護に従事した経験を有し、がん患
者へのカウンセリング等に係る適切な研修(6月以上600時
間以上)を修了した者。
ロは、緩和ケアの研修を修了した医師及び専任看護師が
それぞれ1名以上配置。看護師はイと同様。
ハは、化学療法の経験を5年以上有する医師及び専任薬剤
師がそれぞれ1名以上配置、薬剤師は、3年以上化学療法
に係る業務に従事した経験を有し、40時間以上のがんに係る
適切な研修を修了し、がん患者に対する薬剤管理指導の実
績を50症例以上有する者。
ニは、BRCA1/2遺伝子検査の血液を検体とするものの施
設基準に係る届出を行っていること。




平成26年





化学療法の経験を有する医師又は化学療法に係
る調剤の経験を有する薬剤師が、抗悪性腫瘍剤
等の副作用の発現状況を評価するとともに、副作
用の発現状況を記載した治療計画等の文書を患
者に交付する。
療養のため必要な栄養の指導を実施する場合には、
管理栄養士と連携を図る。



レジメンに係る委員会に管理栄養士が参加。
地域の保険薬局等との連携体制として、レジメンを
ホームページ等で閲覧できるようにする、地域の薬
局薬剤師等を対象とした研修会等を年1回以上
実施する、保険薬局等からのレジメンに関する照会
等に応じる体制を整備する、当該体制についてホー
ムページや研修会等で周知する。
外来化学療法を実施している医療機関に5年以
上、栄養管理に係る3年以上の経験を有する専
任常勤管理栄養士。




令和2年





無菌環境において、無菌化した器具を用いて、製
剤処理を行う。常勤の薬剤師が行い、記録を整備
し保管する。
悪性腫瘍に対して用いる薬剤で細胞毒性を有する
ものに関し、皮内注射、皮下注射、筋肉内注射、
動脈注射、抗悪性腫瘍剤局所持続注入、肝動
脈塞栓を伴う抗悪性腫瘍剤肝動脈内注入又は
点滴注射が行われる場合に算定。
常勤薬剤師が患者ごとに、投与経路、投与速度、
投与間隔等の確認を行った上で行う。
2名以上の常勤薬剤師。
無菌製剤処理を行うための専用の部屋(内法によ
る測定で5平方メートル以上)を有していること。
無菌製剤処理を行うための無菌室、クリーンベンチ
又は安全キャビネットを備えている。

平成20年

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