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○個別事項(その2)について-1 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00110.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第492回  10/22)《厚生労働省》
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第3期がん対策推進基本計画(抄)

(平成30年3月 閣議決定)

第2 分野別施策と個別目標
2. 患者本位のがん医療の実現
(2) がんの手術療法、放射線療法、薬物療法及び免疫療法の充実
② 各治療法について(手術療法、放射線療法、薬物療法及び免疫療法)
(ウ) 薬物療法について
(現状・課題)
薬物療法の提供については、拠点病院等を中心に、薬物療法部門の設置や外来薬物療法室の整備を進めると
ともに、専門的な知識を有する医師、薬剤師、看護師等の配置を行い、適切な服薬管理や副作用対策等が実施さ
れるよう努めてきた。
薬物療法が外来で実施されることが一般的となり、薬物療法を外来で受ける患者が増加していることから、拠点
病院等の薬物療法部門では、薬物療法に関する十分な説明や、支持療法をはじめとした副作用対策、新規薬剤
への対応等の負担が増大している。
(取り組むべき施策)
拠点病院等は、外来薬物療法をより安全に提供するために、外来薬物療法に関する多職種による院内横断的な
検討の場を設けることとし、薬物療法に携わる院内の全ての医療従事者に対して、適切な薬剤の服薬管理や副作
用対策等の外来薬物療法に関する情報共有や啓発等を行う。
国は、薬物療法を受ける外来患者の服薬管理や副作用対策等を支援するため、拠点病院等と、かかりつけ機能
を有する地域の医療機関や薬局等との連携体制を強化するために必要な施策を講ずる。
国は、患者の病態に応じた適切な薬物療法を提供するため、専門的な医師や薬剤師、看護師、がん相談支援セ
ンターの相談員等の人材育成、適正配置に努める。また、それらの専門職等が連携し、患者に適切な説明を行う
ための体制整備に努める。
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