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○個別事項(その2)について-1 (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00110.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第492回 10/22)《厚生労働省》 |
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がん病態栄養専門管理栄養士について
○ がんの栄養療法に関する専門的知識を有するとともに、患者の状態等に応じた栄養療法に関する高度
な知識と技術を有するものとして、管理栄養士として一定の経験を有した後、必要な研修及び2年以上の
実地修練を行った場合に、がん病態栄養専門管理栄養士として認定される制度がある。
がん病態栄養専門管理栄養士とは
がん病態栄養専門管理栄養士の認定フロー
がん病態栄養専門管理栄養士とは、がんの栄養療法に関する専門的知
識を有するとともに、研究や臨床で求められる高い倫理性、情報収集能力、
対人関係形成能力、洞察力を合わせ持ち、がんサバイバーの身体機能の
向上やステージに応じた栄養療法に関する高度な知識と技術を有する管理
栄養士である。また、医療チームの一員として、がん患者への円滑な治療を
推進すべく、栄養に関わる問題の解決策について多職種に対し提議、提案
を行い、がん患者や家族に対する実践的な栄養指導を担うものである。
1)がん患者の栄養障害を適切に評価・予測し、がんの罹患部位や症状、手術療
法、化学療法、放射線療法等、治療に伴う有害事象の軽減に向けて、個々に応
じたきめ細かな栄養管理、栄養指導ができる。
2)治療中・治療後の薬物療法やリハビリテーション、個人の体質・、心理等を考慮
した生活療養の指導を行うことができる。
3)がんの病態に応じた栄養素等の代謝を理解し、輸液・経腸栄養を含めた栄養の
投与に関する提案と調整ができる。
4)がん患者における摂食・嚥下障害の発生要因に関する知識を有し、その食形態
の提案と調整ができる。
5)緩和ケアに関する知識を有し、全人的な視点に立った支援ができる。
6)最新の栄養情報や臨床情報・ガイドライン等を、国内外のデータベースや文献
から得て活用できる。
7) がんの予防や診断・治療における問題を抽出し、科学的に解析するとともに、
新たなエビデンスの構築に向けて情報の発信ができる。
8)以上のような高度な知識及び技術を有する者として、いずれのステージにおい
てもがん治療が効果的に継続できるように努めるとともに、実践内容の検証、
改善及びその発信を通じて、がん栄養療法の向上に大きく貢献することができ
る。
(日本栄養士会、日本病態栄養学会共同認定)
1200
1000
800
600
400
200
0
H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1
R2
がん病態栄養専門管理栄養士の認定者数(累計)
16
○ がんの栄養療法に関する専門的知識を有するとともに、患者の状態等に応じた栄養療法に関する高度
な知識と技術を有するものとして、管理栄養士として一定の経験を有した後、必要な研修及び2年以上の
実地修練を行った場合に、がん病態栄養専門管理栄養士として認定される制度がある。
がん病態栄養専門管理栄養士とは
がん病態栄養専門管理栄養士の認定フロー
がん病態栄養専門管理栄養士とは、がんの栄養療法に関する専門的知
識を有するとともに、研究や臨床で求められる高い倫理性、情報収集能力、
対人関係形成能力、洞察力を合わせ持ち、がんサバイバーの身体機能の
向上やステージに応じた栄養療法に関する高度な知識と技術を有する管理
栄養士である。また、医療チームの一員として、がん患者への円滑な治療を
推進すべく、栄養に関わる問題の解決策について多職種に対し提議、提案
を行い、がん患者や家族に対する実践的な栄養指導を担うものである。
1)がん患者の栄養障害を適切に評価・予測し、がんの罹患部位や症状、手術療
法、化学療法、放射線療法等、治療に伴う有害事象の軽減に向けて、個々に応
じたきめ細かな栄養管理、栄養指導ができる。
2)治療中・治療後の薬物療法やリハビリテーション、個人の体質・、心理等を考慮
した生活療養の指導を行うことができる。
3)がんの病態に応じた栄養素等の代謝を理解し、輸液・経腸栄養を含めた栄養の
投与に関する提案と調整ができる。
4)がん患者における摂食・嚥下障害の発生要因に関する知識を有し、その食形態
の提案と調整ができる。
5)緩和ケアに関する知識を有し、全人的な視点に立った支援ができる。
6)最新の栄養情報や臨床情報・ガイドライン等を、国内外のデータベースや文献
から得て活用できる。
7) がんの予防や診断・治療における問題を抽出し、科学的に解析するとともに、
新たなエビデンスの構築に向けて情報の発信ができる。
8)以上のような高度な知識及び技術を有する者として、いずれのステージにおい
てもがん治療が効果的に継続できるように努めるとともに、実践内容の検証、
改善及びその発信を通じて、がん栄養療法の向上に大きく貢献することができ
る。
(日本栄養士会、日本病態栄養学会共同認定)
1200
1000
800
600
400
200
0
H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1
R2
がん病態栄養専門管理栄養士の認定者数(累計)
16