よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○個別事項(その2)について-1 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00110.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第492回  10/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

放射性ヨウ素I-131を用いたRI内用療法について
○ RI内用療法の行う疾患の代表例として、甲状腺がん(特に、甲状腺分化癌)が挙げられる。
○ 甲状腺分化癌に対して、放射性ヨウ素I-131(半減期8.0日)の経口投与により、放射性物質を病変部に
選択的に取り込ませ、内部被ばくにより癌細胞破壊を生じさせる。
○ ヨウ素I-131 を用いた治療数は増加する一方で、RI内用療法を行うベッド数は減少している。
○ RI内用療法のニーズの増加に対して、ベッド数に対する治療数を向上させることで対応しているが、患
者はRI内用療法を受けるまで平均3.8か月の待機が求められている現状を踏まえると、 RI内用療法を行
うベッド数が絶対的に不足していることが推察される。
入院・外来治療をあわせた、ヨウ素I-131 を用いた治療数
RI内用療法を行うベッド数の推移
2002年

入院施設のアンケート調査結果

内用療法までの
平均待機時間

2007年

2010年

2012年

2017年

実稼働
ベッド数

188

158

138

135

157

治療数/
ベッド数

8.8

13.1

21.0

21.3

18.1

2008年

2009年

2010年

2012年

2016年

2018年

4.4
か月

4.9
か月

5.2
か月

5.0
か月

3.6
か月

3.8
か月

出典:QST量子医科学研究所東達也先生提供資料

36