549

況に応じて適切な対応を検討する。患者又は薬剤管理者へのアクセスが必要な場合に

550

は、患者の個人情報に関わる部分の提供を医療機関に依頼する。

551
552
553

8.2.妊娠回避の徹底
8.2.1.対象者
妊娠回避を徹底すべき対象者は、以下のとおりとする。

554

・女性患者 C 及び男性パートナー

555

・男性患者

556
557
558
559
560
561
562

8.2.2.妊娠回避の期間
妊娠回避を徹底する期間は、以下のとおりとする。
・女性患者 C 及び男性パートナー：
本剤服用開始 4 週間前から本剤服用中止 4 週間後まで
・男性患者：
本剤服用開始時から本剤服用中止 4 週間後まで

8.2.3.妊娠回避の方法

563

性交渉を行わないことが、確実な妊娠回避の方法である。

564

性交渉を行う場合は、以下の避妊方法を実施する。

565

・女性患者 C 及び男性パートナー：

566

男女それぞれが以下の避妊方法を 1 種類以上実施し、男女合わせて 2 種類以上を

567

組み合わせる。

568

・男性患者：

569

コンドームを使用する。なお、効果的な妊娠回避を行うため、女性パートナーも

570

以下の避妊方法を実施することを推奨する。

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572
573

【男性】
・コンドーム
【女性】

574

・子宮内避妊具（IUD）

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・経口避妊薬（ピル）

576

・卵管結紮術

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避妊に失敗した場合は、直ちに処方医師と相談する。女性患者 C は、直ちに本剤の服
用を一時中止する。
なお、緊急避妊も避妊失敗時の選択肢の一つであり、以下の方法が知られている。

580

・性交渉後 72 時間以内に緊急避妊薬を服用する

581

・性交渉後 120 時間以内に銅付加子宮内避妊具（IUD）を挿入する

582

産科婦人科医師は緊急避妊を行った場合、処置 2 週間後、3 週間後及び 4 週間後に妊

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