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資料1 経済財政運営と改革の基本方針2022(仮称)原案 (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/0531/agenda.html |
出典情報 | 経済財政諮問会議(令和4年第7回 5/31)《内閣府》 |
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交通事業者と地域との官民共創等による持続可能性と利便性の高い地域公共交通ネット
ワークへの再構築にあたっては、法整備等を通じ、国が中心となって交通事業者と自治体
が参画する新たな協議の場を設けるほか、規制見直しや従来とは異なる実効性ある支援等
を実施する。また、モーダルコネクト 51の強化や自転車利用環境の充実、通学路等の交通
安全の確保に係る対策の推進、バリアフリーの推進等に取り組む。
自動運転等の技術開発動向を踏まえたインフラ機能の充実を図る。
北海道知床で発生した遊覧船事故を受け、小型船舶を使用する旅客輸送における総合的
な安全対策及び海上保安庁の救助・救急体制の強化に取り組む。
(多極化された仮想空間へ)
より分散化され、信頼性を確保したインターネットの推進や、ブロックチェーン 52上で
のデジタル資産の普及・拡大など、ユーザーが自らデータの管理や活用を行うことで、新
しい価値を創出する動きが広がっており、こうした分散型のデジタル社会の実現に向けて、
必要な環境整備を図る。
そのため、トラステッド・ウェブ(Trusted Web)53の実現に向けた機能の詳細化や国際
標準化への取組を進める。また、ブロックチェーン技術を基盤とするNFT54やDAO55の
利用等の Web3.056の推進に向けた環境整備の検討を進める。さらに、メタバース 57も含め
たコンテンツの利用拡大に向け、2023 年通常国会での関連法案の提出を図る。Fintech の
推進のため、セキュリティトークン(デジタル証券)での資金調達に関する制度整備、暗
号資産について利用者保護に配慮した審査基準の緩和、決済手段としての経済機能に関す
る解釈指針の作成などを行う 58。
(関係人口の拡大と個性を活かした地域づくり)
関係人口の創出・拡大や二地域・多地域居住、
「転職なき移住」の推進に向け、関係人口
の実態把握とふるさと納税等の地域の取組の後押し、地方企業や地域人材との交流・連携
の促進、企業版ふるさと納税の活用等によるサテライトオフィスの整備等 59を進める。地
域への人材還流を促進するため、地域おこし協力隊等自治体への人的支援の充実やまちづ
くりの中核となる経営人材の国内 100 地域への展開に取り組むとともに、
「デジタル人材
51
高速バスや鉄道、乗用車、路線バスなどの交通モード間の接続。
分散型台帳とも呼ばれ、特定の帳簿管理者を置かずに、参加者が同じ帳簿を共有しながら資産や権利の移転などを記録し
ていく情報技術。
53
特定のサービスに依存せずに、個人・法人によるデータのコントロールを強化する仕組み。やり取りするデータや相手方
を検証できる仕組み等の新たな信頼の枠組みをインターネット上に付加するもの。
54
Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略称。
「偽造・改ざん不能のデジタルデータ」であり、ブロックチェーン上
で、デジタルデータに唯一の性質を付与して真贋性を担保する機能や、取引履歴を追跡できる機能をもつもの。
55
Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の略称。中央集権的な存在に支配されることなく、誰でも
参加可能な組織であり、取引が自動的にブロックチェーン上に記録されるため、透明性と公平性に富んでいるとされる。
56
次世代インターネットとして注目される概念。巨大なプラットフォーマーの支配を脱し、分散化されて個と個がつながっ
た世界。電子メールとウェブサイトを中心としたWeb1.0、スマートフォンとSNSに特徴付けられるWeb2.0 に続くもの。
57
コンピューターやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービス。
58
ステーブルコインに関する制度整備等の安定的かつ効率的な資金決済制度の構築を含む。
59
「第2のふるさとづくり(何度も地域に通う旅、帰る旅)
」の普及・定着を含む。
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ワークへの再構築にあたっては、法整備等を通じ、国が中心となって交通事業者と自治体
が参画する新たな協議の場を設けるほか、規制見直しや従来とは異なる実効性ある支援等
を実施する。また、モーダルコネクト 51の強化や自転車利用環境の充実、通学路等の交通
安全の確保に係る対策の推進、バリアフリーの推進等に取り組む。
自動運転等の技術開発動向を踏まえたインフラ機能の充実を図る。
北海道知床で発生した遊覧船事故を受け、小型船舶を使用する旅客輸送における総合的
な安全対策及び海上保安庁の救助・救急体制の強化に取り組む。
(多極化された仮想空間へ)
より分散化され、信頼性を確保したインターネットの推進や、ブロックチェーン 52上で
のデジタル資産の普及・拡大など、ユーザーが自らデータの管理や活用を行うことで、新
しい価値を創出する動きが広がっており、こうした分散型のデジタル社会の実現に向けて、
必要な環境整備を図る。
そのため、トラステッド・ウェブ(Trusted Web)53の実現に向けた機能の詳細化や国際
標準化への取組を進める。また、ブロックチェーン技術を基盤とするNFT54やDAO55の
利用等の Web3.056の推進に向けた環境整備の検討を進める。さらに、メタバース 57も含め
たコンテンツの利用拡大に向け、2023 年通常国会での関連法案の提出を図る。Fintech の
推進のため、セキュリティトークン(デジタル証券)での資金調達に関する制度整備、暗
号資産について利用者保護に配慮した審査基準の緩和、決済手段としての経済機能に関す
る解釈指針の作成などを行う 58。
(関係人口の拡大と個性を活かした地域づくり)
関係人口の創出・拡大や二地域・多地域居住、
「転職なき移住」の推進に向け、関係人口
の実態把握とふるさと納税等の地域の取組の後押し、地方企業や地域人材との交流・連携
の促進、企業版ふるさと納税の活用等によるサテライトオフィスの整備等 59を進める。地
域への人材還流を促進するため、地域おこし協力隊等自治体への人的支援の充実やまちづ
くりの中核となる経営人材の国内 100 地域への展開に取り組むとともに、
「デジタル人材
51
高速バスや鉄道、乗用車、路線バスなどの交通モード間の接続。
分散型台帳とも呼ばれ、特定の帳簿管理者を置かずに、参加者が同じ帳簿を共有しながら資産や権利の移転などを記録し
ていく情報技術。
53
特定のサービスに依存せずに、個人・法人によるデータのコントロールを強化する仕組み。やり取りするデータや相手方
を検証できる仕組み等の新たな信頼の枠組みをインターネット上に付加するもの。
54
Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略称。
「偽造・改ざん不能のデジタルデータ」であり、ブロックチェーン上
で、デジタルデータに唯一の性質を付与して真贋性を担保する機能や、取引履歴を追跡できる機能をもつもの。
55
Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の略称。中央集権的な存在に支配されることなく、誰でも
参加可能な組織であり、取引が自動的にブロックチェーン上に記録されるため、透明性と公平性に富んでいるとされる。
56
次世代インターネットとして注目される概念。巨大なプラットフォーマーの支配を脱し、分散化されて個と個がつながっ
た世界。電子メールとウェブサイトを中心としたWeb1.0、スマートフォンとSNSに特徴付けられるWeb2.0 に続くもの。
57
コンピューターやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービス。
58
ステーブルコインに関する制度整備等の安定的かつ効率的な資金決済制度の構築を含む。
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「第2のふるさとづくり(何度も地域に通う旅、帰る旅)
」の普及・定着を含む。
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