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資料4-2 令和3年度国立医薬品食品衛生研究所 研究開発機関評価報告書 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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最先端研究が評価されがちな状況において、微生物学の基本的知識、技術、考え方
の重要性は現在および今後も変わらないと思われるので、これらの維持、継承にも務
めて欲しい。
最先端研究が評価されがちな状況において、微生物学の基本的知識、技術、考え方
の重要性は現在および今後も変わらないと思われるので、これらの維持、継承にも務
めて欲しい。
衛生微生物分野の対象となる微生物は多岐にわたり、緊急対応等が求められる分野
であるだけに、それぞれの専門家の確保が喫緊の課題である。
今後の課題として示してある、世界的社会情勢に対応する柔軟なレギュラトリーサ
イエンスの研究遂行が具体的に示されていない。
2.研究分野・課題の選定(厚労省の施策又は事業との関連性を含む。)
健康被害をもたらす微生物についての研究、特に新興食中毒微生物の試験法のみな
らず、新興ウイルスである新型コロナウイルスまで緊急課題として対応されており、
課題設定は適切であるが、非常に大変であろう。
選定された課題はいずれも厚労省の医薬品及び食品の衛生微生物学的安全性確保の
ための施策に直結したものであり、食品媒介疾病の原因細菌、寄生虫や真菌のサーベ
イランスにより、先験的基礎研究を実施している点が評価できる。
マイコプラズマや食中毒菌等のリスクに関する研究は、国民生活に直結する重要な
研究である。また、そうした中、緊急に新型コロナウイルスの生活環境における安全
性試験を実施したことは、時機を得たものとして高く評価する
食品に関わらず医薬品や医薬部外品を対象としているが、食品衛生管理部との違い
が分かりにくい。
3.共同研究の状況、産学官の連携及び国際協力等外部との交流
外部との交流や海外との共同研究が1つのみとのこと、さらなる積極的な海外との
共同研究が望まれる。
学との共同研究、各県のセンターや財団も含めた官との共同研究がなされており評
価できるが、産業界との連携をもう少し持った方が良いのではないか。
(15)生化学部
1.研究、試験、調査及び人材養成等の状況と成果(厚労省の施策又は事業への貢献を含
む。)
食品中の放射性物質の検出や遺伝子組換え食品、ゲノム編集食品まで幅広い研究が
なされている。研究部・研究室の統廃合という歴史的な経緯はあるとはいえ、やはり
分子生物・生化学部とした方がよいのではないか。
人材養成に関しては実態が見えないが問題はないか。
2.研究分野・課題の選定(厚労省の施策又は事業との関連性を含む。)
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