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資料4-2 令和3年度国立医薬品食品衛生研究所 研究開発機関評価報告書 (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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価法の国際コンセンサス形成をリードした点も高く評価できる。
未分化細胞株の分化指向性を決定する因子の発見は、コンセプトを実証化したもの
であり、国立衛研の世界的成果として高く評価できる。
この分野は社会的インパクトも大きい分野であり、国民が正しい情報を分かりやす
く理解できるような発信も引き続き続けていただきたい。
英文論文の学術誌へのさらなる発表が望まれる。
客員研究員および協力研究員を多数入れて人材育成されている。大学院学生も 2 名
指導しているが、この数、特に博士課程の学生を増やすように努められたい。
細胞の置かれた環境により腫瘍化の仕方が異なると思うので、この観点からの研究
も必要ではないかと考えられる。
今後は、細胞加工製品がますます多様化するものと思われるので、品質や安全性の
評価を適切かつ効率よく実施するための研究開発を推進していただきたい。
2.研究分野・課題の選定(厚労省の施策又は事業との関連性を含む。)
今一番期待され研究開発が進められている iPS 細胞を用いたサイエンス研究とこ
れをヒトに利用した場合の試験法の開発など、レギュラトリーサイエンスとがバラン
ス良く行われていて良い。
再生医療等製品のうち人・動物細胞加工をした製品の品質、安全性、有効性に関し
て、タイムリーな課題に取り組んでいる。
再生医療における造腫瘍性試験法の確立は重要な課題である。間葉系幹細胞移植の
確立に向けたシステム設計に対する取組等も重要と思われる。
3.共同研究の状況、産学官の連携及び国際協力等外部との交流
国内外の多くの産学官の機関と連携するばかりでなく、リードする立場にあり、高
く評価する。
iPS については産官学共同研究がコンソーシアム形成して進めていくことで非常に
良く共同研究がなされている。一方で国際的プラットフォームおよびワーキンググル
ープに参加しており、バランスよく活動されている。
細胞加工製品の規制における国際調和・標準化への取り組みは適切に推進されてい
る。
(5)医療機器部
1.研究、試験、調査及び人材養成等の状況と成果(厚労省の施策又は事業への貢献を含
む。)
3.共同研究の状況、産学官の連携及び国際協力等外部との交流
医療機器や医用材料について、それらの試験、検査有効性・安全性・品質確保に関
する研究を行っており、デバイス・ラグの更なる解消、革新的医療機器やより安全な
製品を医療現場に迅速に提供することを目標とした各種の取り組みが精力的になされ
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未分化細胞株の分化指向性を決定する因子の発見は、コンセプトを実証化したもの
であり、国立衛研の世界的成果として高く評価できる。
この分野は社会的インパクトも大きい分野であり、国民が正しい情報を分かりやす
く理解できるような発信も引き続き続けていただきたい。
英文論文の学術誌へのさらなる発表が望まれる。
客員研究員および協力研究員を多数入れて人材育成されている。大学院学生も 2 名
指導しているが、この数、特に博士課程の学生を増やすように努められたい。
細胞の置かれた環境により腫瘍化の仕方が異なると思うので、この観点からの研究
も必要ではないかと考えられる。
今後は、細胞加工製品がますます多様化するものと思われるので、品質や安全性の
評価を適切かつ効率よく実施するための研究開発を推進していただきたい。
2.研究分野・課題の選定(厚労省の施策又は事業との関連性を含む。)
今一番期待され研究開発が進められている iPS 細胞を用いたサイエンス研究とこ
れをヒトに利用した場合の試験法の開発など、レギュラトリーサイエンスとがバラン
ス良く行われていて良い。
再生医療等製品のうち人・動物細胞加工をした製品の品質、安全性、有効性に関し
て、タイムリーな課題に取り組んでいる。
再生医療における造腫瘍性試験法の確立は重要な課題である。間葉系幹細胞移植の
確立に向けたシステム設計に対する取組等も重要と思われる。
3.共同研究の状況、産学官の連携及び国際協力等外部との交流
国内外の多くの産学官の機関と連携するばかりでなく、リードする立場にあり、高
く評価する。
iPS については産官学共同研究がコンソーシアム形成して進めていくことで非常に
良く共同研究がなされている。一方で国際的プラットフォームおよびワーキンググル
ープに参加しており、バランスよく活動されている。
細胞加工製品の規制における国際調和・標準化への取り組みは適切に推進されてい
る。
(5)医療機器部
1.研究、試験、調査及び人材養成等の状況と成果(厚労省の施策又は事業への貢献を含
む。)
3.共同研究の状況、産学官の連携及び国際協力等外部との交流
医療機器や医用材料について、それらの試験、検査有効性・安全性・品質確保に関
する研究を行っており、デバイス・ラグの更なる解消、革新的医療機器やより安全な
製品を医療現場に迅速に提供することを目標とした各種の取り組みが精力的になされ
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