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【資料4】医薬・生活衛生局からの定期報告 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27999.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第9回 9/14)《厚生労働省》
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No.※2

一般名

改訂内容

薬効分類

改訂理由

【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成9年4月25日付け薬発第606号局長通知)に基づく改訂(旧記載要領)】
現行

改訂案

禁忌
糖尿病の患者[成長ホルモンが抗インスリン様作用を有するため。]

禁忌
(削除)

慎重投与
(新設)

慎重投与
糖尿病患者、耐糖能異常のある患者又は糖尿病の危険因子を持つ患者
[糖尿病患者では、投与開始前に血糖(血糖値、HbA1c 等)及び糖尿病
合併症(糖尿病網膜症等)の病勢をコントロールしておくこと。投与開始後
は定期的に血糖値、HbA1c 等を測定し、また、糖尿病合併症(糖尿病網
膜症等)を含め、患者の状態を注意深く観察すること。必要に応じて、糖尿
病用薬の投与量の調整を行うこと。投与開始後に糖尿病の症状の顕在化
又は悪化が認められた場合は、本剤の投与量の減量又は一時的な投与
中止等、適切な処置を行うこと。耐糖能異常のある患者又は糖尿病の危
険因子を持つ患者(肥満、家族歴に糖尿病を持つ患者等)では、慎重に観
察すること。糖尿病が顕在化することがある。]

重要な基本的注意

重要な基本的注意

(新設)

成長ホルモンは、インスリン感受性を低下させるため、本剤の投与により
血糖値、HbA1c の上昇があらわれることがある。定期的に血糖値、
HbA1c 等を測定し、異常が認められた場合は、投与量の減量又は一時
的な投与中止等、適切な処置を行うこと。特にプラダーウィリー症候群及
びターナー症候群においては、耐糖能の低下を合併することがあり、経過
を注意深く観察すること。

プラダーウィリー症候群における低身長の患者に投与する場合、基礎疾
患による臨床症状について以下のとおり観察を十分に行うこと。
1)投与に際しては、血糖値、HbA1c 等の検査を実施し糖尿病がないこと
を確認すること。また、投与中も定期的に検査を実施すること。
2)脊柱変形(側弯)が過度に進行するおそれがあるので、本剤投与中は
理学的検査及びX 線検査等を定期的に実施し観察を十分に行うこと。
成人成長ホルモン分泌不全症患者では本剤の投与により血糖値、
HbA1C の上昇があらわれることがあるため、定期的に血糖値、HbA1C
あるいは尿糖等を測定し、異常が認められた場合には投与量の減量ある
いは投与中止を考慮すること。

プラダーウィリー症候群における低身長の患者に投与する場合、脊柱変
形(側弯)が過度に進行するおそれがあるので、本剤投与中は理学的検
査及びX 線検査等を定期的に実施し観察を十分に行うこと。

相互作用
併用注意

相互作用
併用注意

薬剤名等
インスリン

臨床症状・措置方法
インスリンの血糖降下
作用が減弱することが
ある。

機序・危険因子
成長ホルモンが抗イン
スリン様作用を有する
ため。

副作用
その他の副作用
〈骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症、骨端線閉鎖
を伴わない次の疾患における低身長(ターナー症候群、慢性腎不全、プラ
ダーウィリー症候群)、骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症〉
発現部位
ソマトロピン(遺伝子組換え)
(骨端線閉鎖を伴わない成長ホ
ルモン分泌不全性低身長症、
骨端線閉鎖を伴わないターナー
症候群・慢性腎不全・プラダー 241 脳下

内分泌

(削除)

薬剤名等
糖尿病用薬(インスリン
製剤、ビグアナイド系薬
剤、スルホニルウレア
剤、速効型インスリン分
泌促進薬、α-グルコシ
ダーゼ阻害剤、チアゾリ
ジン系薬剤、DPP-4阻
害剤、GLP-1 受容体作
動薬、SGLT2 阻害剤
等)

副作用
その他の副作用
〈骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症、骨端線閉鎖
を伴わない次の疾患における低身長(ターナー症候群、慢性腎不全、プラ
ダーウィリー症候群)、骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症〉

副作用

発現部位
注3)

内分泌

甲状腺機能低下症、TSH 減少、耐糖能低下

注3)定期的に尿糖、HbA1C 等の検査を実施することが望ましい。

臨床症状・措置方法
機序・危険因子
本剤投与により、血糖 成長ホルモンがインス
値が上昇することがあ リン感受性を低下させ
る。定期的に血糖値、 るため。
HbA1c 等を測定し、こ
れらの薬剤の投与量の
調整を行うこと。

(削除)

6

副作用
甲状腺機能低下症、TSH 減少、耐糖能低下

直近3年度の国内外の副作用症例
の集積状況 【転帰死亡症例】