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資 料 3-2 令和4年度第1回適正使用調査会の審議結果について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30905.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第4回 2/7)《厚生労働省》
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令和 4 年度適正使用調査会

図 13

適正使用推進についての地域の医療連携

図 14

適正使用推進についての問題点

5. 輸血管理料の適正使用加算 は適正使用の評価を反映しているか。
500 床以上で輸血管理料の適正使用加算を算定している施設としていない施設
の間に適正使用の評価率に差異があるかを検討した。血液製剤(赤血球製剤、血
小板製剤、血漿製剤、アルブミン製剤のうち 3 製剤以上)の事前あるいは事後 評
価(一部評価を除く)を行っている施設を適正使用の評価ありと定義して分析し
たところ、両者の間に有意差はみられなかった(図 15)。
次に適正使用加算 への医療機能の影響をみるために、血液製剤を多量に使用す
る可能性のある治療法の有無とその件数 について上記の適正使用の評価がある施
設を対象として解析した。適正使用加算取得 の有無で有意差がみられたのは、肝
移植・心移植の実施率、心臓大血管外科の手術件数、造血幹細胞移植の件数、血
漿交換の件数であった(図 16、17)。
適正使用の評価を行っているにも関わらず適正使用加算を算定できなかった 17
施設での原因についての施設側の回答は、心臓血管外科手術(10 施設)、血漿交換
(9 施設)、肝移植(7 施設)、外傷による大量出血(6 施設)、肝不全(5 施設)の
順に多かった。
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