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資 料 3-2 令和4年度第1回適正使用調査会の審議結果について (65 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30905.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第4回 2/7)《厚生労働省》
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コロナ禍における輸血医療において、困った点や工夫した業務方法等について
【困った点】
・新型コロナウイルス患者の使用済み輸血用血液製剤バッグの回収
・手術準備のため貯血の自己血が手術延期に伴い、廃棄となる事例が発生した。
・RBCの期限切れ廃棄が例年より少し多い印象があった。通年A型の期限切れ廃棄はあまりないが発
生した。
・血小板の発注に対し納品まで時間を要することが多かった。
・手術件数減少のため、血液製剤の手配・調整に苦慮した。
・輸血用血液製剤の受け渡しについて、困った。

【工夫した業務】
・規定在庫数を変動させ、必要時は戻すなど状況に合わせた運用を行った。
・血小板は事前発注や確保を行うため、使用頻度の高い血液内科医師に輸血の可能性も含めたオ
ーダーを行っていただくように依頼した。(但し、確保については臨床も製剤管理する側も煩雑に
感じた。)
・院内の輸血療法委員会の開催について、院内でオンライン開催が出来る環境が整っていなかった
ため、書面開催にて開催している
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