参考資料2 地域づくり支援ハンドブックvol.1 (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32533.html |
出典情報 | 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第1回 4/10)《厚生労働省》 |
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目指すことを実現できているだろうか?という問いを常にもちながら、地域の実
情・変容に応じて、自分たちの取組について仮説と検証を繰り返しながら、改善を
続けていきましょう。
仮説・検証による総合事業の見直しプロセス
1. 最初の問い(出発点)は、市町村が地域づくりを行う
目的であった「わがまちの高齢者にできる限り元気に
自分らしく、地域での暮らしを続けてもらうこと」が
実現できているかどうか、です。
2. 次にその検証のための現状や実態把握です。わがまち
にはどのような高齢者がいるのか、どのような支援や
地域資源があるのか、それらはどう連動して高齢者に
届いているのか等をみていきます。
3. 現状把握ができたら、目指すことに向けて見直しをす
るべきところがあるか、どの程度の見直しが必要か、
を見極めていきます。
4. 対象者の実態把握・状態整理や、必要なサービスの検
討を経て、各事業の体系や資源の活用などの全体像を
わがまちの地域づくりのストーリーとして構築します。
5. ストーリーを関係者と共有しながら、最初の検証とし
て、モデル事業などスモールステップで実施して、上
手くいきそうかどうかを確認します。
6. そのうえで、本格的に取組を実施します。実施中も新
たな課題がないか等をモニタリングしていきます。
7. ストーリーとして描いた成果に結びついているか、定
期的に取組の結果を定量・定性データを用いて評価し、
検証します。
8. 各ステップで上手くいかない場合には、前のステップ
に遡って修正し、再度見直しプロセスを進めましょう。
そして常に最初の問い(出発点)に立ち戻ることが大
切です。
見直しプロセスについては第二部にてご紹介しています。関係者とともにみてみましょう。
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