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参考資料2 地域づくり支援ハンドブックvol.1 (78 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32533.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第1回 4/10)《厚生労働省》
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総合事業の見直しプロセス
S T EP

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デザインした通りに事業を実施できている?(本格実施)
モデル事業の結果、事業の本格実施が可能と判断できたら、規模・範囲を広げて実施に踏み切ります。
本格実施にあたり、委託仕様書の条件・内容の確定や事業所との調整など供給体制を固めていくとともに、
わがまちのストーリーとともに、関係者や住民への説明会を行い、周知を進めます。モデル事業での成果
をもとに、財政当局への説明を行い、必要な予算を確保しておくことも重要です。
本格実施の段階から、新たに事業に関わる地域包括支援センターやサービス提供事業所、生活支援コーデ
ィネーターなどの関係者がいる場合には、全体への説明会とは別に対話会や研修会などを行い、ストーリ
ーの共有(規範的統合)や、疑問点、不安点などを解消し、その後の事業の円滑な実施に向けた環境づく
りをしていきましょう。
デザインした通りに事業を実施できているか継続的に把握する

デザイン
各事業の
6W2H
組み立て

アウトカム

実装・実行
予算や
人員投入

各事業の
実施

各事業の
実績

インプット

アクティビティ

アウトプット

目指す
成果

関係者にわがまちのストーリー、目指すビジョンは浸透しているか?
手段である事業の実施が目的となっていないか?(時間の経過や担当異動などの影響も)
事業やサービスの質は確保されているか?関係者によってバラついていないか?
各事業や地域の関係者、資源との連動はできているか?
関係者同士で、日々の対話や関係づくりができているか?
日々の小さな成果や課題を共有し、改善につなげられているか?
利用者や住民、関係者の手応えや声はどうか?

活用する情報・データ例
介護予防ケアマネジメントの実施内容
地域ケア会議を通したケアプランの内容確認(状態像、アセスメント、目標設定、サービス内容、維持・改善・悪化率など)
地域包括支援センター等へのヒアリング(総合事業の内容やインフォーマルサポート資源、利用者の動向等)
サービスの提供状況の確認
サービス利用の実績データ
サービス提供事業所や住民主体の活動の実施内容・方法・体制・採算などについての確認、ヒアリング
利用者や家族、住民の声の確認
利用者アンケートやインタビューの実施

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