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参考資料2 地域づくり支援ハンドブックvol.1 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32533.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第1回 4/10)《厚生労働省》
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市町村支援で目指すのは?
市町村支援によって目指すのは、少しでも地域づくりが前に進み、そのまちの高齢
者の暮らしを支えることにつながること、そしてその体験をもとに市町村がさらに
自律的に地域づくりを進めていけること。伴走支援はそのきっかけをつくるために
効果的な手段です。

地域づくりにおける市町村の悩み
市町村はそれぞれの地域で、試行錯誤をしながらも、高齢者の自分らしい暮らしを支えるための地域づ
くりに日々前向きに取り組んでくれています。
しかしながら地域づくりは正解のない取組であるため、自分たちの地域の課題をどう解決していけばよ
いのか分からなかったり、今の進め方でよいのか不安に感じていたり、もっと効果的な事業推進方法は
ないものかと探していたりと、様々悩みを抱えている市町村もあるようです。

伴走支援によって市町村の地域づくりを後押し
そのような市町村に対して、都道府県や厚生(支)局、アドバイザーなどの第三者が伴走支援という方法で
一定期間関わることで、地域づくりを後押しできる可能性があります。
伴走支援では、被支援者である市町村が抱える現実の悩み・課題感について、対話をしながら、考えを
深めるための視点を提供したり、検討の手順を紹介したりすることで、市町村が自分たちの中にあるヒ
ントや答えに気付き、次の一歩を進められるように支援をしていきます。
伴走支援によって目指したいのは、少しでも市町村の地域づくりが前に進み、そのまちの高齢者の自分
らしい暮らしを支えることにつながること、そしてその体験を糧に市町村がさらに意欲をもって取り組
んでいける好循環がうまれることです。
そして、いつまでも伴走支援を続けることが目的ではありません。市町村が中長期的なビジョンをもっ
て自走していけるようなサポートをしていきましょう。

市町村への伴走支援
市町村の現実の課題解決に対して伴走する
市町村の気づきにつながる視点を対話により提供する
市町村の実情や思いを理解し、良さ・強みを引き出す
関係者をつなげ、市町村の仲間づくりを支援する
市町村の行動・変化に共感し、後押ししていく
市町村が中長期的なビジョンをもって自走していけるようサポートする

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