参考資料2 地域づくり支援ハンドブックvol.1 (68 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32533.html |
出典情報 | 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第1回 4/10)《厚生労働省》 |
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ST EP
2-A
“高齢者”って誰のこと?
見えてきた要支援者等の実態・傾向を具体的なスクリーニング項目に落とし込んで
分類・整理をすすめることで、どの状態の方にどのような支援が適するのか、一定の目線をつくる
スクリーニング項目の例
日常生活自立度を判定する尺度から整理する(次ページに活用事例)
「認知症高齢者の日常生活自立度」の分類を活用する
「障害高齢者の日常生活自立度」の分類を活用する
基本チェックリストの結果から整理する(次ページに活用事例)
運動機能低下、低栄養、口腔機能低下、閉じこもり、認知機能低下、うつ傾向などの該当判断のみでなく、そ
れらの相関・組み合わせにより、おおよその課題傾向や支援の方向性を把握する
抱えている疾患・疾病の状況から整理する
認知症や精神疾患の有無、進行性の癌や難病、骨・関節疾患、脳血管疾患、生活習慣病、廃用症候群など
それら病態が安定しているのか、不安定な状態か
運動・活動制限の有無から整理する
医師の所見により、運動・活動の制限が必要とされているかどうか
骨・関節疾患などにより関節の可動域が限られており、運動に支障がないかどうか
状態変化の方向性から整理する
本人の状態として、改善傾向にあるのか、維持なのか、悪化しつつあるのか
< 生駒市事例 >
スクリーニング項目と
該当するサービスの組み合わせを
案内基準として整理した表
一定の目線をもとに介護予防の対象
者を整理して捉えることで
効果的・効率的な介護予防ケアマネ
ジメントにつながります
※ なお、これらはあくまで一つの目安としての項目・基準であり、個々の対象者と向き合う際には、適切なアセスメントのもと、本人意向も踏ま
えた適切な介護予防ケアマネジメントを進めることに変わりはない点に留意が必要です。
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