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今後の脳科学研究の方向性について 中間とりまとめ(案) (10 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2023/06/7050629.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第7回 6/29)《文部科学省》
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医療機器として PMDA に承認申請を行うなど、実用化に向けた取組を進めて
いる。また、デコーディッド・ニューロフィードバックを活用した新たな
精神疾患治療により改善を認めるなどの成果がでている。さらに、新しい
脳型アルゴリズムとして、非線形因果解析法、動的ニューラルネットワー
クなどの数理モデルを開発した。

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・国際連携
各国 5 のブレインプロジェクトが参画する IBI(International Brain
Initiative)に参画し、特に、データベースの共有化に関する国際ルール
策定の検討などを主導的に進めている。一方で、米国は参画しているもの

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の、研究者ではなく、ファンディングエージェンシーが参加しているなど、
関与の在り方が変わってきている。
また、米国の BRAIN Initiative などとの連携や、ENIGMA(The Enhancing
Neuroimaging Genetics through Meta-Analysis)などの国際共同プロジェ
クトに参画し、特に MRI 画像データを用いた精神疾患研究においては、統
合失調症における淡蒼球の体積変化に関する研究をはじめとした国際競争
力の高い研究を実施している。

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(ⅲ)疾患メカニズム
令和 3 年度に、神経疾患・精神疾患のメカニズムの解明に向けて、データサ

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イエンスとの連携や、基礎から実用化まで一貫した循環型の研究を支える基礎
的な研究基盤を構築することで臨床上の課題を取り込んだ研究開発を推進す
るため、4 年間のプロジェクトとして開始した。
以下の 8 つテーマを設定し、ボトムアップ型の研究体制により推進すること
で、各連携による効果や基盤の成果が創出されてきている。
・分野 1:精神・神経疾患の分子的機序の解明
・分野 2:【大規模データ探索型】精神疾患領域
・分野 3:【大規模データ探索型】神経変性疾患領域
・分野 4:精神疾患領域
・分野 5:神経変性疾患領域
・分野 6:睡眠障害、依存症、知的障害 等、および境界領域

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・分野 7:ヒト臨床リソース・データを用いた研究基盤強化
・分野 8:脳科学分野の倫理問題研究

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・データサイエンスとの連携
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日本、韓国、EU、米国、オーストラリア、中国、カナダ

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