よむ、つかう、まなぶ。
今後の脳科学研究の方向性について 中間とりまとめ(案) (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.lifescience.mext.go.jp/2023/06/7050629.html |
出典情報 | ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第7回 6/29)《文部科学省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
644
・統合データベース
データ駆動型研究を加速させるために、データの公開・共有を原則とし、
NBDC 等の既存のデータベースを最大限活用することとする。その上で、本プ
ロジェクトでは、これまでの脳関連のデータベースを統合し、ユーザーニー
ズを踏まえ、統合データベースとして、統合解析の機能もあわせて一体的に
整備すべきである。これにより、ユーザーが一つの窓口から本プロジェクト
に関するデータを入手できるようになる。
また、質の高い研究データとし、企業においてもデータ利活用が進められ
るようなデザインにするとともに、データの量及び質を高める取り組みが必
645
646
647
648
649
650
651
652
653
要である。
量の観点から、新しいプロジェクトで創出されたデータは、原則、指定され
たデータベースに格納等23することとし、質の観点から、例えば、国際脳で開
発したハーモナイゼーションや HARP などを活用しデータの標準化を図ると
ともに、データのクオリティチェックができる仕組みが必要である。
654
655
656
657
658
・解析・計測機器
高額・大型の機器、高度な技術を要する機器(例えば、オミクス解析装置や
脳をリアルタイムで計測できるプローブや広視野顕微鏡など)については、
新しいプロジェクトの参画研究者を対象に共用設備として整備・高度化すべ
きである。
659
660
661
662
663
また、脳研究の裾野拡大や効率的・効果的な研究を実施するため、特に若手
研究者や異分野からの研究者に対しては、共用設備の利用とあわせて解析支
援を行うことが重要である。
664
665
666
・実験動物
革新脳で整備してきた野生型マーモセットについては、引き続き、世界を
先導するため、日本発の飼育環境・条件等の国際標準化を推進していく必要
がある。また、疾患マーモセットについては、将来的に製薬企業における創
薬研究に活用されることも念頭に、国際標準もみつつ、非ヒト霊長類として
の強み、疾患モデル動物としての有効性を示すとともに、繁殖環境の強化が
必要である。
667
668
669
670
671
672
673
マウスなどについては、疾患研究における評価系としての活用、非ヒト霊
長類を用いた研究との連携など、引き続き活用していくことが必要である。
674
675
・生体試料(死後脳)
死後脳リソースを用いた研究は、シングルセルレベルでの解析やクライオ
676
23
データベースにデータの格納又はリポジトリの登録など
20
・統合データベース
データ駆動型研究を加速させるために、データの公開・共有を原則とし、
NBDC 等の既存のデータベースを最大限活用することとする。その上で、本プ
ロジェクトでは、これまでの脳関連のデータベースを統合し、ユーザーニー
ズを踏まえ、統合データベースとして、統合解析の機能もあわせて一体的に
整備すべきである。これにより、ユーザーが一つの窓口から本プロジェクト
に関するデータを入手できるようになる。
また、質の高い研究データとし、企業においてもデータ利活用が進められ
るようなデザインにするとともに、データの量及び質を高める取り組みが必
645
646
647
648
649
650
651
652
653
要である。
量の観点から、新しいプロジェクトで創出されたデータは、原則、指定され
たデータベースに格納等23することとし、質の観点から、例えば、国際脳で開
発したハーモナイゼーションや HARP などを活用しデータの標準化を図ると
ともに、データのクオリティチェックができる仕組みが必要である。
654
655
656
657
658
・解析・計測機器
高額・大型の機器、高度な技術を要する機器(例えば、オミクス解析装置や
脳をリアルタイムで計測できるプローブや広視野顕微鏡など)については、
新しいプロジェクトの参画研究者を対象に共用設備として整備・高度化すべ
きである。
659
660
661
662
663
また、脳研究の裾野拡大や効率的・効果的な研究を実施するため、特に若手
研究者や異分野からの研究者に対しては、共用設備の利用とあわせて解析支
援を行うことが重要である。
664
665
666
・実験動物
革新脳で整備してきた野生型マーモセットについては、引き続き、世界を
先導するため、日本発の飼育環境・条件等の国際標準化を推進していく必要
がある。また、疾患マーモセットについては、将来的に製薬企業における創
薬研究に活用されることも念頭に、国際標準もみつつ、非ヒト霊長類として
の強み、疾患モデル動物としての有効性を示すとともに、繁殖環境の強化が
必要である。
667
668
669
670
671
672
673
マウスなどについては、疾患研究における評価系としての活用、非ヒト霊
長類を用いた研究との連携など、引き続き活用していくことが必要である。
674
675
・生体試料(死後脳)
死後脳リソースを用いた研究は、シングルセルレベルでの解析やクライオ
676
23
データベースにデータの格納又はリポジトリの登録など
20