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2010年03月30日(火)
[救急医療] 消防機関でのAED使用では、事後検証体制も重要 厚労省
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厚生労働省は3月30日に、消防機関における自動体外式除細動器(AED)の取扱いについて事務連絡を行った。AED製造販売業者に宛てた不具合情報収集に関する通知と、都道府県に宛てたAEDの取扱いに関する通知を掲載している。
消防機関におけるAEDの使用に関して、(1)救急隊が使用した際のみならず、非医療従事者が使用した際も、製造販売業者から心電図情報を取り寄せ、除細動の実施状況を検証するよう努めること(2)AEDの不・・・
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2010年03月30日(火)
[介護] 介護職員処遇改善交付金のキャリアパス要件を通知 厚労省
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厚生労働省は3月30日に、平成21年度介護職員処遇改善等臨時特例交付金の運営に関する通知を発出した。平成22年4月1日から、交付金の支給にあたり「キャリアパス要件」が加わったため、交付金事業実施要領が改正されたもの。
具体的には、処遇改善のために事業所に交付される額を算定する際に、新たに設けられたキャリアパス要件の適合状況を勘案するというもの。キャリアパス要件は、(1)介護職員の職位、職責または職務内容・・・
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2010年03月30日(火)
[再生医療] 再生・細胞医療実施にあたっての留意事項を通知 厚労省
- 厚生労働省は3月30日に、医療機関における自家細胞・組織を用いた再生・細胞医療の実施に関する通知を発出した。これは、「再生医療における制度的枠組み検討会」の報告書を受けたもので、(1)再生・細胞医療提供の体制(p4参照)(2)加工・品質管理体制(p5~p6参照)(3)治療効果の評価(p6~p7参照)(4)複数の医療機関において共同で再生・細胞医療を実施する場合の要件(p7~p9参照)―などについて整理してい・・・
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2010年03月30日(火)
[診療報酬] 医療保険と介護保険の給付調整に関する通知を改正 厚労省
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- 「医療保険と介護保険の給付調整に関する留意事項及び医療保険と介護保険の相互に関連する事項等について」の一部改正について(3/30付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
主な改正点は、(1)「同一施設内の医療保険適用病床から介護療養型老人保健施設に入所した・・・
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2010年03月30日(火)
[臓器移植] 知的障害者等の意思表示や臓器摘出、対応策の議論深める
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厚生労働省が3月30日に開催した、臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班で配付された資料。この日も、改正臓器移植法の施行に向けた検討課題の整理などを行った。
虐待を受けた疑いのある児童の取扱いのほか、知的障害者等の意思表示の取扱いも改正臓器移植法の施行における論点となっている。
知的障害者については、年齢に関わらず、当面、法に基づく脳死判定及びその者からの臓器摘出は見合わせる・・・
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2010年03月30日(火)
[診療報酬] レセコン購入助成等、3回目は合計11億5200万円交付 支払基金
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- 「平成21年度 医療施設等設備整備費補助金」に係る3回目の交付を決定(3/30)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
今回の交付決定件数は3072件、交付決定金額は11億5200万円。また、平成22年3月24日現在における申請受付件数は、2万4258件(病院302件、医科診療所1万6176件、歯科診療所4135件、調剤3645件)となっており、申請額の総額は87億6500万円で、補助予定額196億円に対する申請額割合は44.7%とな・・・
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2010年03月30日(火)
[診療報酬] 診療報酬改定、医療再生に繋げたい 長妻厚労相
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長妻厚生労働大臣が3月30日に行った、閣議後記者会見の概要。この日は、4月1日からスタートする新しい診療報酬についてコメントしている。
長妻厚労相は、10年ぶりのプラス改定(ネット)について、「金額にすると5700億円、うち入院が4400億円プラスになっている」と述べ、病院の再診料の引上げや、診療所と病院の新たな連携を診療報酬で評価することを説明。その上で、「これで全て完璧だとは申し上げませんが、医療再生の第・・・
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2010年03月30日(火)
[後期高齢者] 平成22年度保険料は全国平均6万3300円、増加率2.1%
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厚生労働省は3月30日に、後期高齢者医療制度における平成22年度及び23年度の保険料率を公表した。
平成22年度は、後期高齢者医療制度の最初の保険料改定年となり、抑制策を講じない場合、被保険者1人当たりの保険料額は、平成21年度と比較し、全国平均で約14%増加する見込みであった。このため、保険料増加を抑制するための対応として、(1)平成20年度の医療給付費の実績額が見込額を下回り、剰余金が生じる見込みのため、こ・・・
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2010年03月29日(月)
[精神医療] 精神保健福祉士養成、新たな教育カリキュラム等が明らかに
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厚生労働省は3月29日に、精神保健福祉士養成課程における教育内容等の見直しに関する報告書を公表した。これは、「今後の精神保健福祉士の養成の在り方等に関する検討会」中間報告書(平成20年10月21日)を受けて、教育カリキュラム等の部分について具体的な検討を行い、その見直し内容をとりまとめたもの。
報告書では、平成22年4月1日より施行される、(1)新たな教育カリキュラムの内容(p3~p52参照)(2)教員・・・
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2010年03月29日(月)
[特定健診] 高血圧症等患者への保健指導で、効果現れる 厚労省
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厚生労働省が3月29日に開催した、市町村国保における特定健診・保健指導に関する検討会で配付された資料。この日は、ワーキンググループ(以下、WG)からの報告を受けた。
特定健診・保健指導の実施に関するWGでは、市町村国保を対象に健診等の実施状況を調査し、結果を分析している。それによると、平成20年度の受診率(特定健診受診対象者に占める受診者の割合)は全国平均で30.8%となっており、男女とも年齢が上がるにつれ・・・
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2010年03月29日(月)
[臨床研修] 国立高度専門医療研究センターを研修費補助対象に追加
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厚生労働省は3月29日に、医師臨床研修費補助事業実施要綱に関する通知を発出した。医師臨床研修費補助事業は、医師臨床研修の必修化にともない、その支援を目的として実施されている。今回は、実施要綱の一部を改正し、平成22年度から適用するもの。
主な改正点は、(1)補助対象に国立高度専門医療研究センターを追加(2)研修病院の枠組み変更に伴う文言の整理―など(p3~p4参照)。
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2010年03月29日(月)
[介護] 介護福祉士の資質向上と量的確保に向けた検討開始 厚労省
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厚生労働省が3月29日に開催した、「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会」の初会合で配付された資料。介護福祉士について資質向上と量的確保の両立が課題となる中、介護分野の現状に即した介護福祉士養成のあり方や、介護人材養成の今後の具体像を探るために、本検討会が設置された。
具体的には、(1)今後の介護人材養成の基本的な方向性(2)現場における介護職員の現状、介護職員へ期待される役割(3)実務経験ルー・・・
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2010年03月29日(月)
[周産期医療] 東京都周産期医療体制整備計画の骨子案を提示 東京都
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東京都が3月29日に開催した、東京都周産期医療協議会で配付された資料。この日は、東京都周産期医療体制整備計画(骨子案)が提示された。
骨子案では、東京都の周産期医療体制整備計画として、(1)周産期母子医療センターおよび周産期関連施設等の機能(2)周産期搬送体制(3)NICU長期入院児の退院支援(4)周産期医療に係る人材の確保と育成(5)周産期医療情報センターの機能・体制―など8項目をあげ、それぞれに対する取・・・
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2010年03月29日(月)
[医療IT] 医療情報の公開鍵基盤に絡めた議論続く 厚労省
- 厚生労働省が3月29日に開催した、保健医療福祉分野における公開鍵基盤認証局の整備と運営に関する専門家会議で配付された資料。この日は、主に保健医療福祉分野PKI認証局証明書ポリシ案について議論を行った。証明書ポリシとは、証明書発行(失効も含む)に関して、「適用範囲」「セキュリティ基準」「審査基準」等の一連の規則を定めるものである。また、保健医療福祉分野PKIは、保健医療福祉分野において情報を連携して利用す・・・
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2010年03月29日(月)
[規制改革] レセプトの利活用促進などを検討開始 刷新会議
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内閣府が3月29日に開催した、「規制・制度改革に関する分科会」の初会合で配付された資料。この分科会は行政刷新会議の下に新たに設置されたもので、(1)環境・エネルギー(2)医療・介護(3)農業(4)雇用・人材―の4分野について議論する。この日は、今後の検討テーマなどを決めた。
医療・介護分野では、(1)保険外併用療養、つまり「混合診療」(2)医行為の範囲の明確化(3)傷病名統一、診療年月日記載等の様式改善な・・・
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2010年03月29日(月)
[診療報酬] 疑義解釈(1)を事務連絡、別棟マンションは別建物 厚労省
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厚生労働省は3月29日に、疑義解釈資料の送付について(その1)事務連絡を行った。これは、平成22年度診療報酬改定に関する細部についてQ&A形式で示したもの(p1~p83参照)。
地域医療貢献加算について、施設基準の解釈通知で、複数医療機関による連携での算定が認められている。この点について、「原則、自院で対応」としたうえで、「やむを得ない事情がある場合には、2、3の医療機関の連携による対応でも可能。その場合、・・・
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2010年03月26日(金)
[規制改革] ナースプラクティショナーの必要性、議論継続 特区推進本部
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- 構造改革特別区域推進本部 評価・調査委員会 医療・福祉・労働部会(第31回 3/26)《厚労省》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療制度改革
資料では、チーム医療の推進に関する検討会報告書(p2~p18参照)や、ナースプラクティショナーに関する各医療関係団体の要望書(p40~p49参照)などが整理されている。
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2010年03月26日(金)
[看護] 看護学基礎カリキュラムのコア部分の明確化へ、検討開始 文科省
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文部科学省が3月26日に開催した、大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会で配付された資料。この日は、有識者からのヒアリング等を行った。
また、今後の検討課題として(1)「新たな看護学基礎カリキュラム」の在り方(2)看護学教育の質を保証する分野別評価(3)今後の保健師教育・助産師教育の内容やその質の保証の在り方(4)看護系大学院における高度専門職業人養成の具体的な在り方―の4つが提示された。さら・・・
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2010年03月26日(金)
[介護] 特定高齢者把握事業で基本チェックリスト実施者は全高齢者の30.7%
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厚生労働省は3月26日に、平成20年度介護予防事業(地域支援事業)の実施状況に関する調査結果を公表した。この調査は、介護予防事業の実施状況を把握し、事業の円滑な運営および改善に向けて必要な基礎資料を得ることを目的としている。調査事業は大きく分けて(1)介護予防特定高齢者施策(2)介護予防一般高齢者施策―の2つ。
調査結果によると、平成20年度末時点の高齢者人口は2829万1360人で、基本チェックリスト実施者は86・・・
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2010年03月26日(金)
[救急医療] 画像等の伝達により的確な医師の指示可能に 消防庁
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消防庁は3月26日に、「救急業務におけるICTの活用に関する検討会報告書」を公表した。
これは、救急車(救急隊員)と医療機関(医師)との間の情報交換について取りまとめたもの。報告書では、(1)心電図や血圧などのバイタルサイン情報や傷病者の画像情報を直接に医師の持つ携帯電話の画面に伝送する方式(2)情報を消防指令センターに常駐する医師に伝送するとともに、必要に応じて消防指令センター医師から医療機関に同時・・・
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2010年03月26日(金)
[新型インフル] 社会福祉施設等の臨時休業の状況報告、終了へ
- 厚生労働省は3月26日に、介護保険最新情報Vol.144を公表した。厚労省は平成21年8月中旬に、今般の新型インフルエンザ(A/H1N1)にかかる社会福祉施設等の臨時休業の状況報告を、都道府県等の民生主管部局に依頼していた。今回は、その依頼を終了することを連絡している。
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2010年03月26日(金)
[医事紛争] 裁判外の解決を推進するために関係者が会合 厚労省
- 厚生労働省が3月26日に開催した、「医療裁判外紛争解決(ADR)機関連絡調整会議」の初会合で配付された資料。この会議は、医事紛争において、裁判外の解決(ADR)機関の活用を推進するために、ADR機関、医療界、法曹界および患者団体等の代表者が集い、医療裁判外紛争解決の情報共有や意見交換を行うもの。民事訴訟では争点を絞るため、医療事故等の全体像は明らかにならない。そこで、いわば「対話型」の紛争解決としてADRが注・・・
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2010年03月26日(金)
[医学教育] 医療系の大学院教育検証、調査結果と報告素案を提示
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文部科学省が3月26日に開催した、中央教育審議会大学分科会大学院部会の医療系ワーキンググループで配付された資料。この日は、新時代の大学院教育(平成17年答申)の検証について、報告素案が提示された。
報告素案では、医療系の大学院に実施した書面調査や訪問調査の結果概要を参考資料として付し、(1)医療系大学院の現状(2)人材養成目的の明確化(3)体系的な教育課程の編成・コースワークの充実(4)単位の実質化と厳・・・
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2010年03月26日(金)
[医療IT] 道内医療関連企業、資金管理のITシステムを積極的に導入
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北海道経済部商工局は3月26日に、道内医療関係機関等に対するIT化ニーズ調査に関する報告書を公表した。これは、健康関連産業におけるITの活用ニーズやITを導入した医療・介護・福祉機器等にかかるニーズ調査を行ったもの(p3~p4参照)。
報告書によると、「ITシステムの活用状況では、事業所の93.1%が何らかのITシステムを活用している一方、ウェブサイトの開設なども含め、6.3%の事業所では全くITシステムを導入してい・・・
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2010年03月26日(金)
[新型インフル] GSK社とのワクチン購入を一部解約、違約金生ぜず 厚労省
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長妻厚生労働大臣が3月26日に行った、閣議後記者会見の概要。この日は、新型インフルエンザワクチンの契約変更について発表している。
それによると、新型インフルエンザワクチンの購入契約について、グラクソ・スミスクライン社と当初購入予定分の32%を解約したという。契約解消に伴う違約金は生じない。なお、これによる経費節減額は約257億円(p1参照)。
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