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2015年05月29日(金)
[診療報酬] 2014年度改定の7対1入院基本料などの調査結果提示 入院分科会1
- 厚生労働省は5月29日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催し、2014年度調査結果速報を議論している。(6月1日に続報をお伝えします) 速報が示されているのは入院医療の機能分化・連携の推進に関する(1)一般病棟入院基本料等の見直し(その1)、(2)総合入院体制加算の見直し、(3)有床診療所入院基本料の見直し、(4)地域包括ケア病棟入院料の創設―など6項目(p6参照)。 (1)に関して、2・・・
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2015年05月29日(金)
[診療報酬] 7対1で自宅等への退院割合が低い病院が依然存在 入院分科会2
- 5月29日の診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」では、このほか、7対1病棟に関して、「重症度、医療・看護必要度」、「在宅復帰」などの調査結果も示されている。 前回改定では、従来の看護必要度の評価項目を見直し、「血圧測定」の削除や「抗悪性腫瘍剤の内服」などを追加し、「重症度、医療・看護必要度」に名称を変更している。 調査結果では重症度、医療・看護必要度の状況は、7対1・10対1入院基本料に関・・・
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2015年05月29日(金)
[診療報酬] 地域包括ケア病棟は7・10対1と亜急性期の転換9割 入院分科会3
- 5月29日の診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」では、(4)の地域包括ケア病棟入院料の創設に関する調査結果も示された。 前回改定では、急性期後の受け皿として「亜急性期」の名称が【地域包括ケア病棟入院料】、【地域包括ケア入院医療管理料】となり、病棟単位と病室単位(200床未満)の届出が認められ、施設基準にも「重症度、医療・看護必要度のA項目が1点以上の患者が10%以上」要件が加味されるなど、・・・
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2015年05月29日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(6月1日~6月6日)
- 来週6月1日(月)からの注目される医療・介護関連の審議会等は、「がんサミット」や「歯科医師の需給問題に関するワーキンググループ」などです(p1参照)。 1日の「がんサミット」は有識者らの講演が実施されます。超党派の国会議員の挨拶に続いて、厚生労働省がん対策推進協議会の門田守人会長(公益財団法人がん研究会有明病院院長)や国立がん研究センターの堀田知光理事長らが講演します。このほか、禁煙について、元・・・
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2015年05月28日(木)
[通知] 内用薬5品目・注射薬6品目・外用薬5品目を収載 厚労省
- 厚生労働省は5月28日付で、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。薬価基準と掲示事項等告示が、2015年厚労省告示第282号をもって改正されたことによるもの。適用は5月29日付。 医薬品医療機器等法の規定にもとづき製造販売承認され、薬価基準の別表に収載された医薬品は、内用薬5品目、注射薬6品目、外用薬5品目(p7参照)。これにより、別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9,95・・・
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2015年05月28日(木)
[診療報酬] 医療経済実態調査を全国9,000施設で開始 中医協
- 厚生労働省は5月28日、中央社会保険医療協議会が「医療経済実態調査(医療機関等調査)」の実施を開始したと発表した。医療経済実態調査は2年に1度実施され、医療機関の経営状況を把握する「医療機関等調査」と保険者の財政状況を調べる「保険者調査」の2調査で構成され、次期診療報酬改定に大きな影響を与える基礎資料となる。 今回は、社会保険による診療を行っている病院、一般診療所、歯科診療所、保険薬局の医療経営などの・・・
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2015年05月27日(水)
[感染症] 2014年新規HIV感染者報告数は1,091件で過去3位 厚労省
- 厚生労働省は5月27日、エイズ動向委員会に報告された2014年年間(確定値)分のエイズ発生動向を公表した。新規HIV感染者報告数は1,091件で過去3位、エイズ患者報告数は455件で過去4位だった。新規HIV感染者報告数は、2007年より年間1,000件を超えており、2008年をピークに横ばい傾向にある(p15参照)(p29参照)。 感染経路をみると、HIV感染者・エイズ患者報告例とも、同性間の性的接触が最も多くいずれも過半数を超・・・
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2015年05月27日(水)
[医療機器] 区分C1品目と区分E3の臨床検査を保険収載へ 中医協・総会
- 厚生労働省は5月27日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、医療機器や臨床検査の保険適用を了承している。 新たに保険適用(2015年7月収載予定)される医療機器1品目は次のとおり(p3参照)。【区分C1・新機能】●心室頻拍等の治療を目的として、胸部または腹部に植込み、心室センシング、ペーシング、抗頻拍ペーシング治療および除細動を行う「イトレヴィア 7 CRT-D QP ProMRI」(バイオトロニックジャパン):保険・・・
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2015年05月27日(水)
[労働災害] 2014年の社会福祉施設における労災は7,224人 厚労省
- 厚生労働省は5月27日、2014年の「第3次産業における労働災害発生状況の概要」を発表(p1~p11参照)した。労働災害とは、労働者が業務に起因して被った負傷・疾病・死亡などの災害を指す。 概要では、「社会福祉施設における労働災害」(p4~p6参照)に触れており、休業4日以上の死傷災害は、2014年に7,224人(前年比8%増)発生した。この数値は2008年(4,829人)以降、一貫して増加傾向を示しており、6年間で1.5倍となっ・・・
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2015年05月27日(水)
[診療報酬] 在宅医療は診療頻度より患者の状態で評価を 中医協・総会1
- 厚生労働省は5月27日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度診療報酬改定に向けて「在宅医療」などを議論した。在宅医療では、(1)患者の状態像に応じた評価のあり方(p78~p92参照)、(2)高齢者向け住まいにおける在宅医療のあり方(p93~p113参照)―がテーマとなった。 (1)では、厚労省は訪問診療対象患者(2,681人)のうち約15%は施設基準の「別表7」に規定する重症度の高い疾患(末期の悪性腫瘍、・・・
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2015年05月27日(水)
[診療報酬] 同一日・同一建物で1人のみの診療や頻回訪問 中医協・総会2
- 5月27日の中央社会保険医療協議会の「総会」ではこのほか、(2)高齢者向け住まいにおける在宅医療のあり方―がテーマとなった。 前回の2014年度診療報酬改定で【在宅時医学総合管理料(在医総管)】、【特定施設入居時等医学総合管理料(特医総管)】について、一部の高齢者施設で訪問診療等を過剰に行い、施設側が医療提供者から見返り(キックバック)を受ける不適切事例に対処するため、同一建物における同一日の複数訪問時・・・
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2015年05月27日(水)
[DPC] 精神病床を持つII群病院の評価検討へ 中医協・基本問題小委
- 厚生労働省は5月27日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」を開催し、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会から「DPC制度(DPC/PDPS)にかかる検討結果(中間とりまとめ)」が報告された。小山信彌分科会長(東邦大医学部特任教授)は(1)医療機関別係数、(2)DPC導入の影響評価にかかる調査(退院患者調査)―について報告(詳細は4月27日に既にお伝えした通り)(p3参照)。 (1)では、I群の医療機・・・
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2015年05月27日(水)
[医療機器] 具体例の検討に関する議論内容を報告 中医協・費用対効果部会
- 厚生労働省は5月27日、中央社会保険医療協議会の「費用対効果評価専門部会」を開催し、費用対効果評価に用いるデータについて「具体例の検討にかかる主な意見議論」の内容を報告した。製薬・医療機器メーカーから提出されたデータをもとに費用対効果評価の試行的導入に向けた検討を1月から非公開で行っていた(p4参照)。 報告は(1)データ提出のあり方(評価対象の選定基準の考え方、データ提出のあり方等)、(2)分析の・・・
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2015年05月26日(火)
[通知] シムジア皮下注200mgシリンジの留意事項を一部改正 厚労省
- 厚生労働省は5月26日付で、「シムジア皮下注200mgシリンジの医薬品医療機器等法上の効能・効果等の変更に伴う留意事項の一部改正」に関する通知を発出した。同日付で、医薬品医療機器等法にもとづく効能・効果の一部変更が承認されたことにともなう措置。 「薬価基準等の一部改正について(保医発0222第5号)」の「記の2の(3)シムジア皮下注200mgシリンジ」について、以下のように改められた(p1~p2参照)。 (1)本剤の・・・
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2015年05月26日(火)
[通知] ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウムの変更承認 厚労省
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- 公知申請に係る事前評価が終了し、医薬品医療機器等法に基づく承認事項の一部変更承認がなされた医薬品の保険上の取扱いについて(5/26付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2015年05月26日(火)
[難病対策] 医療提供体制の確保などでヒアリング 難病対策委
- 厚生労働省は5月26日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「難病対策委員会」を開催した。今回は、「医療を提供する体制の確保」、「医療に関する人材の養成」に関する事項などに焦点を当て、関係者からのヒアリングを実施した。 一般社団法人全国膠原病友の会の森幸子代表理事は、「安心して暮らせる医療体制を願って」と題して意見を述べた。診断がなかなかつかない、より良い治療にたどりつくまでの期間が長い、専門医が少ない・・・
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2015年05月26日(火)
[医薬品] アスナプレビル、ダクラタスビル塩酸塩に重要な副作用 厚労省
- 厚生労働省は5月26日、医薬品・医療機器等安全性情報No.323で、重要な副作用に関する情報を公表した。対象は抗ウイルス剤「アスナプレビル、ダクラタスビル塩酸塩」(p6~p8参照)。 当該医薬品は、直近約7カ月間(販売開始から2015年3月)に、因果関係が否定できない多形紅斑の発症例が6件報告された。このため、十分な観察と、異常が認められた場合は投与を中止し適切な処置を行うよう注意を呼びかけている(p6参照)。・・・
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2015年05月26日(火)
[事務連絡] 再審査を受ける新医薬品にタリオン錠5mgなど14品目承認 厚労省
- 厚生労働省は5月26日付で、「新医薬品として承認された医薬品」に関する事務連絡を行った。薬事法に基づき再審査を受ける新医薬品として、タリオン錠5mg(田辺三菱製薬)、サインバルタカプセル20mg(塩野義製薬)、イリボー錠2.5μg(アステラス製薬)など14品目を承認(p1~p2参照)。・・・
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2015年05月25日(月)
[通知] 先進医療通知の一部改正、6月4日から適用 厚労省
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- 「厚生労働大臣の定める先進医療及び施設基準の制定等に伴う実施上の留意事項及び先進医療に係る届出等の取扱いについて」の一部改正について(5/25付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局、医薬食品局、保険局 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器 医学・薬学
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2015年05月25日(月)
[臓器移植] 臓器提供200事例の医学的検証とあっせん検証 厚労省検証会議
- 厚生労働省は5月25日、「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議」を開催し、臓器移植法にもとづいて脳死判定が行われた「200例」の事例に関する検証結果を取りまとめた報告書案(p4~p62参照)を了承した。これは、2013年5月に公表された取りまとめに、その後に検証された50例を追加し、改訂したもの(p4参照)。 この検証会議は今回が第67回。2015年1月に開かれた第63回会合までに、救命治療・法的脳死判定の状況など「・・・
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2015年05月25日(月)
[高齢者] 2月の後期高齢者医療制度加入者1,571万人 厚労省
- 厚生労働省は5月25日、2015年2月現在の後期高齢者医療毎月事業月報を公表した。後期高齢者医療制度の加入者数は、全国で1,571万3,193人(前年同月比2.0%増)。65歳以上75歳未満の障害認定者数は35万9,425人(同2.4%減)。100歳以上の被保険者数は5万8,742人、被扶養者の被保険者数は168万2,870人だった(p1~p2参照)。・・・
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2015年05月25日(月)
[通知] 希少疾病用医薬品にmetirosineなど2品目を指定 厚労省
- 厚生労働省は5月25日付で、希少疾病用医薬品の指定および希少疾病用医薬品の指定取消しに関する通知を発出した。 希少疾病用医薬品として新たに指定されたのは、2品目。(1)小野薬品工業の「metirosine」、予定される効能・効果は、褐色細胞腫におけるカテコールアミン分泌過剰状態の改善並びにそれに伴う諸症状の改善。(2)全薬工業の「リツキシマブ(遺伝子組換え)」、予定される効能・効果は、(腎移植、肝移植の)ABO血・・・
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2015年05月22日(金)
[通知] 新たに6物質を指定薬物に指定 厚労省
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- 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第二条第十五項に規定する指定薬物及び同法第七十六条の四に規定する医療等の用途を定める省令の一部改正について(施行通知)(5/22)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2015年05月22日(金)
[高齢者] 高齢期からではなく若年期からキャリア形成を 生涯現役検討会
- 厚生労働省は5月22日、「生涯現役社会の実現に向けた雇用・就業環境の整備に関する検討会」を開催し、取りまとめにあたる「報告書案」(p3~p29参照)を提示した。 2012年に改正された高年齢者雇用安定法によって、原則として65歳までの希望者全員に対する雇用確保措置は制度化されているが、この生涯現役検討会では、人口減少の時代にあって、社会の活力を維持し、持続的な成長を実現していくため、65歳以降においても、高年・・・
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2015年05月22日(金)
[医療改革] 5月26日の諮問会議で社会保障の具体策提示へ 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は5月22日、閣議後の記者会見で、経済財政諮問会議で民間議員が示している社会保障の歳出改革の課題に関して、5月26日の経済財政諮問会議で具体策を提示するとコメントした。 経済財政諮問会議では5月19日、民間有識者の伊藤元重議員(東京大学大学院教授)らが、社会保障サービスの産業化促進、インセンティブを強化する仕組み作りなどを基本方針とする「社会保障の歳出改革の基本的考え方と重点課題」を・・・
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