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2016年08月24日(水)
[介護保険] 2016年5月の要介護者は622.3万人で給付費7,765億円 厚労省
- 厚生労働省は8月24日、2016年5月の介護保険事業状況報告の概要を公表した。介護保険第1号被保険者数は3,391万人。要介護者(要支援者含む)は622.3万人で、65歳以上の要介護認定者の割合は約17.9%。居宅サービス受給者は392.1万人、地域密着型サービス受給者は41.8万人、施設サービス受給者は92.2万人。また、介護保険給付費の総額は7,765億円だった(p1参照)。・・・
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2016年08月19日(金)
[介護保険] 40歳~64歳の介護納付金への総報酬割導入を検討 介護保険部会1
- 厚生労働省は8月19日、社会保障審議会の「介護保険部会」を開催し、(1)費用負担、(2)利用者負担―などの論点を提示して議論した。費用負担に関しては総報酬割などが議論された。 介護保険では、第2号被保険者(40歳~64歳)が保険料を負担し、保険料は「介護納付金」として医療保険者に賦課されている。保険料は加入する医療保険の加入者数(人数)に応じて負担額が決められる(加入者割)(p15参照)(p67参照)。・・・
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2016年08月19日(金)
[介護保険] 補足給付の不動産勘案でリバースモーゲージ論点 介護保険部会2
- 8月19日の社会保障審議会の「介護保険部会」では(1)費用負担―のほか、(2)利用者負担―の論点も議論した。利用者負担に関しては(i)補足給付、(ii)利用者負担割合、(iii)高額介護サービス費―などが議論された。 (i)に関し、厚労省は2005年介護保険法改正で、在宅の高齢者との公平性などの観点から、介護保険3施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設)とショートステイの居住費・食費を給付対象・・・
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2016年08月19日(金)
[介護保険] 医療保険を踏まえた利用者負担割合など検討へ 介護保険部会3
- 8月19日の社会保障審議会の「介護保険部会」では、このほか、利用者負担に関して(1)利用者負担割合(2)高額介護サービス費―も議論した。 (1)に関し、2014年の介護保険法改正により、保険料の上昇を抑えながら現役世代に過度な負担を求めず、高齢者世代内の負担公平化を図るため、2015年8月から、一定以上所得の人の負担割合を2割としている。2割負担の対象者に関し、厚労省は第1号被保険者全体の上位20%を該当者とし、合・・・
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2016年08月16日(火)
[意見募集] 7月に寄せられた「国民の声」8,275件、回答を掲載 厚労省
- 厚生労働省は8月16日、「厚生労働省に寄せられた『国民の皆様の声』の集計報告」を公表した。これは、2016年7月1日~7月31日に寄せられた意見・質問等で、厚生労働行政の政策改善につなげる契機とするもの。総数は8,275件で、内訳は、政策・制度立案への提言408件、制度実施に関する提案1,045件、法令遵守違反0件、その他6,822件(p2参照)。 たとえば、老健局総務課には、「介護保険のサービス給付を減らすと聞いたが、納・・・
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2016年08月05日(金)
[社会保障] 2014年度の社会支出は前年度比1.2%増の116.8兆円 人口問題研
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- 平成26(2014)年度 「社会保障費用統計」の概況取りまとめを公表します(8/5)《国立社会保障・人口問題研究所》
- 発信元:国立社会保障・人口問題研究所 カテゴリ: 医療保険 介護保険 調査・統計
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2016年08月05日(金)
[介護] EPA外国人介護福祉士の人権擁護や利用者の安心検討へ 受入れ検討会
- 厚生労働省は8月5日、「外国人介護人材受入れの在り方に関する検討会」を開催し、(1)検討の方向性案、(2)EPA介護福祉士受入れ施設などからのヒアリング―などを議題とした。検討会では、経済連携協定(EPA)にもとづき受け入れている介護福祉士候補生のさらなる活躍を推進するための方策を検討している。 (1)に関し、厚労省は外交上の配慮からEPA介護福祉士の就労範囲に訪問系サービスを追加するにあたって、人権擁護など・・・
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2016年08月05日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政 vol.84 厚生政策情報センター
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- キーワードでみる厚生行政「薬価収載と再算定」、「次回介護報酬改定に向けた議論の整理(1)」(第84号 8/5)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制
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2016年08月03日(水)
[医療改革] 医療計画の在宅医療・介護連携の論点示す 医療・介護連携WG1
- 厚生労働省は8月3日、「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(WG)」の初会合を開催。(1)在宅医療と介護の整合性、(2)在宅医療にかかる医療連携体制、(3)在宅医療充実のための施策―を議題とし、論点を示した(p1参照)。WGは「医療計画の見直し等に関する検討会」の下部組織で、地域包括ケアシステムの構築を含む医療・介護の連携について検討する(p65参照)。 (1)に関し、厚労省は増大する・・・
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2016年08月03日(水)
[医療改革] 在宅医療の現状把握の指標に算定数使用を 医療・介護連携WG2
- 8月3日の「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(WG)」では、(1)在宅医療と介護の整合性―のほか、(2)在宅医療にかかる医療連携体制、(3)在宅医療の充実のための施策―の論点も提示された。 (2)に関し、在宅医療を担う薬局に関し、厚労省は診療報酬の【在宅患者訪問薬剤管理指導料】を届出した薬局数を現状把握の指標に設定しているが、実際に訪問薬剤指導を実施している【在宅患者訪問薬剤管理指導料・・・
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2016年07月27日(水)
[介護保険] 特養老人ホーム設置時の要件緩和の条件を示す 厚労省
- 厚生労働省は7月27日、介護保険最新情報vol.558を公表し、「国又は地方公共団体以外の者から不動産の貸与を受けて既設法人がサテライト型居住施設である地域密着型特別養護老人ホーム以外の特別養護老人ホームを設置する場合の要件緩和」(p2~p4参照)に関する同日付の通知を掲載している。 厚労省は、「1億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策」(2015年11月26日1億総活躍国民会議とりまとめ)を踏まえ、特別養護・・・
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2016年07月27日(水)
[介護保険] 2016年5月の介護サービス受給者数は404.0万人 厚労省
- 厚生労働省は7月27日、2016年5月審査分の介護給付費等実態調査月報を公表した。受給者は、介護予防サービスは111.36万人、介護サービス404.05万人。受給者1人あたりの費用額は、介護予防サービス3.60万円、介護サービス18.56万円だった(p1参照)。 要介護状態区分別に見た受給者数では、居宅サービス受給者数は要介護1が87.69万人、要介護2が83.00万人、要介護3が50.98万人、要介護4が36.01万人、要介護5が24.10万人。施設・・・
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2016年07月20日(水)
[介護保険] 軽度者への要支援・要介護度に応じた支援が論点 介護保険部会1
- 厚生労働省は7月20日、社会保障審議会の「介護保険部会」を開催し、(1)軽度者への支援のあり方、(2)福祉用具・住宅改修―などの論点を提示して議論した。 (1)に関し、厚労省は政府の「経済財政運営と改革の基本方針2015」(2015年6月30日閣議決定)では、公的保険給付の範囲や内容を適正化し、保険料負担の上昇を抑制するため、次期介護保険制度改革に向けて軽度者に対する生活援助サービスなどの給付見直し・地域支援事業・・・
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2016年07月20日(水)
[介護保険] 福祉用具、極端な価格差のない仕組みなど検討 介護保険部会2
- 厚生労働省は7月20日、社会保障審議会の「介護保険部会」を開催し、(1)軽度者への支援のあり方のほか、(2)福祉用具・住宅改修―も議論した。 (2)に関し、厚労省は、福祉用具は利用者が可能な限り居宅で自立した日常生活を営むため、生活機能の維持・改善や状態の悪化防止、介護者の負担軽減を図る役割を担っていると説明。利用者負担は他のサービスと同様、1割負担(一定所得以上の人は2割負担)。今回、厚労省は、福祉用・・・
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2016年07月19日(火)
[高齢者] 配食事業者向けガイドライン策定に向け初会合 厚労省
- 厚生労働省は7月19日、「地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理の在り方検討会」の初会合を開催。「検討の基本的方向性」を議題とした。 厚労省は2015年から2025年にかけて、要介護・要支援認定者数は1.2倍強増加する見込みと説明。また、低栄養傾向(BMIが20kg/平方メートル)の65歳以上の高齢者割合は17.8%で、直近10年間はほぼ横ばいだったとしている(p7~p8参照)。 他方、医療機関退院後の高齢者の行・・・
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2016年07月19日(火)
[社会保障] 「地域づくりを他人事ではなく、社会丸ごとで」 塩崎厚労大臣
- 塩崎恭久厚生労働大臣は7月15日の閣議後の会見で、省内に設置した「『我が事・丸ごと』地域共生社会実現本部」に関して言及した。 塩崎厚労相は「高齢者に限られがちの福祉を子供や高齢者、障害者丸ごとという、1億総活躍のインクルーシブ(社会的包摂)な丸ごとの社会を作る。元々、日本はこのコミュニティを地域で持っていたはずで、日本の良さ・強さを取り戻す試みでもある。新しい福祉の哲学の転換を目指す」と意図を説明し・・・
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2016年07月15日(金)
[医療改革] 平均在院日数の地域差に検討求める声相次ぐ 医療計画検討会1
- 厚生労働省は7月15日、「医療計画の見直し等に関する検討会」を開催し、「基準病床」などを議論。基準病床数制度の論点として、(1)計画期間の6年への変更を踏まえた基準病床数の算定期間、(2)一般病床算定で、全国一律としている平均在院日数の経年変化の見込み、(3)直近の値を用いている病床利用率、(4)流出超過加算(流出超過分の患者数の3分の1を病床換算したものを限度とする加算―の4点が提示されている・・・
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2016年07月15日(金)
[社会福祉] 生活保護の各種加算の認定状況や保護再開理由を報告 基準部会
- 厚生労働省は7月15日、社会保障審議会の「生活保護基準部会」を開催し、「生活扶助基準の水準の検証手法および今後の検証手法の開発」に向けた検討などを実施した。 厚労省は委員からの求めに応じて資料提出し、生活保護基準の各種加算の認定状況に関し、事業費総額が1,675億円で、認定件数106万9,740件と説明(p4参照)。 内訳は障害者加算859億円(32万8,435件)、母子加算349億円(12万9,958件)、児童養育加算255億円・・・
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2016年07月15日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(7月18日~7月23日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(7月18日~7月23日)(7/15)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2016年07月14日(木)
[介護保険] サ高住事業、登録事業者の更新手続きを周知 厚労省
- 厚生労働省は7月14日、介護保険最新情報Vol.557を公表し、「サービス付き高齢者向け住宅事業の登録の更新に係る周知徹底」などに関する同日付の通知を掲載した(p2参照)。 サービス付き高齢者向け住宅事業の登録制度(2011年10月20日創設)では、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(2001年法律第26号)の規定により、5年ごとの更新制が採用されている。厚労省は登録事業者が更新を受けずに事業を継続した場合、名称・・・
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2016年07月11日(月)
[予算] 自然増勘案し概算要求、制度改正の影響は予算案で反映 社会保障WG
- 政府は7月11日、経済・財政一体改革推進委員会「社会保障ワーキング・グループ(WG)」を開催し、「社会保障関係費の概算要求」などを議題とした。 内閣府は年金・医療・介護・福祉などの義務的経費(法律で支出が定められている経費等)に関し、受給者数・1人当たり給付費などの伸び率の実績等を勘案し、高齢化等に伴う自然増分を推計して盛り込み、8月に2017年度の概算要求をすると説明。また、年内(2016年内、2017年通常国・・・
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2016年07月08日(金)
[介護] 介護休業、要介護1以下でも一定基準で対象に 基準研究会報告書案
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- 介護休業制度における「常時介護を必要とする状態に関する判断基準」に関する研究会(第3回 7/8)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 職業家庭両立課 カテゴリ: 介護保険 労働衛生
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2016年07月05日(火)
[医療保険] 子どもの医療費助成・介護保険の財政調整の新設要請 知事会
- 全国知事会は7月5日、「地方創生対策本部会合」の初会合を開催し、「地方創生の実現に向けた決議案」などを協議した。 決議案では、地方創生に向けた大きな流れを緩めてはならないとして、国はニッポン1億総活躍プランの実現に向け取り組んでいるが、「改めて地方創生なくして1億総活躍社会の実現なしとの決意と覚悟で地方創生に全力で取り組んでほしい」と要請。このため、地方創生の進化に不可欠として6項目の要求をしている&・・・
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2016年06月30日(木)
[障害者] 重度訪問介護の訪問先拡大など障害者支援法改正報告 障害者部会
- 厚生労働省は6月30日、社会保障審議会の「障害者部会」を開催し、「障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律および児童福祉法の一部を改正する法律」についての報告などを行った(p2~p15参照)。 今回、厚労省は障害者総合支援法の施行3年を迎えて見直しを行い、「障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律および児童福祉法の一部を改正する法律案」を、2016年3月1日に国会提出した・・・
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2016年06月27日(月)
[介護保険] 2016年4月の要介護者は621.5万人で給付費7,398億円 厚労省
- 厚生労働省は6月27日、2016年4月の介護保険事業状況報告の概要を公表した。介護保険第1号被保険者数は3,387万人。要介護者(要支援者含む)は621.5万人で、65歳以上の要介護認定者の割合は約18.0%。居宅サービス受給者は390.1万人、地域密着型サービス受給者は41.6万人、施設サービス受給者は91.7万人。また、介護保険給付費の総額は7,398億円だった(p1参照)。
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