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2015年11月04日(水)
[医療費] 5月の調剤医療費は5,902億円、後発品割合は数量で58.8% 厚労省
- 厚生労働省は11月4日、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(2015年5月)を発表した。2015年5月の調剤医療費は5,902億円(前年度同期比2.4%増)で、うち技術料が1,446億円(同0.1%増)、薬剤料が4,446億円(同3.1%増)、うち後発医薬品が623億円(同13.9%増)(p1参照)。後発品割合は数量ベース(新指標)で58.8%(同4.3ポイント増)だった(p1参照)(p38参照)。・・・
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2015年11月04日(水)
[人口動態] 6月の自然増減数は1万1,605人減 厚労省
- 厚生労働省は11月4日、2015年6月の人口動態統計月報(概数)を公表した。出生数は8万3,142人で、前年同月比1,576人(1.9%)の増加。死亡数は9万4,747人で、同2,029人(2.2%)の増加だった(p5参照)。最も多い死因は、悪性新生物の2万9,637人で、同277人の増加、次に多い心疾患が1万3,158人で、同106人の増加(p12参照)。自然増減数(出生数-死亡数)は1万1,605人減で、同453人の減少だった(p5参照)。・・・
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2015年11月04日(水)
[改定速報] 2次救急医療機関で夜間休日救急受け入れ評価 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに、(1)救急医療、(2)高度急性期医療、(3)小児・周産期医療、(4)栄養食事指導―などを議論した(11月4日に続報をお伝えします)。このうち、(1)の救急医療に関し、厚労省は論点として(i)2次救急医療機関などでの夜間休日の救急医療体制、(ii)救急医療管理加算―の2点をあげている。 (i)・・・
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2015年11月04日(水)
[改定速報] ICU、重症患者の評価充実へシミュレーション 中医協・総会2
- 11月4日の中央社会保険医療協議会「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに、このほか、「高度急性期医療」での【特定集中治療室管理料】を議論した。 今回、厚労省は特定集中治療室(ICU)の「重症度、医療・看護必要度」A項目(処置・モニタリング)に関し、「心電図モニター」「輸液ポンプ」「シリンジポンプ」以外のA項目の評価に重み付けした場合の影響をシミュレーションして提示。A項目・・・
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2015年11月04日(水)
[改定速報] ハイリスク妊娠管理加算の対象に精神疾患 中医協・総会3
- 11月4日の中央社会保険医療協議会「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに、このほか、「小児・周産期医療」を議論した。小児・周産期医療関して、厚労省は論点として、(1)小児の慢性期医療、(2)精神疾患合併妊娠―の2点をあげている。 (1)で、在宅で人工呼吸器管理を必要とする小児や小児慢性特定疾患の患者数は増加傾向にあり、在宅移行支援策の充実が求められていると指摘・・・
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2015年11月04日(水)
[改定速報] 栄養食事指導の対象に、がん、嚥下困難を追加 中医協・総会4
- 11月4日の中央社会保険医療協議会「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに、このほか、「栄養食事指導」も議論している。 栄養食事指導に関して、厚労省は医師の指示に基づき管理栄養士が入院・外来・在宅の患者に対して行う栄養食事指導は、特別食が必要な患者が対象とされており、他の理由で特別食を必要としない限り、がん、摂食・嚥下困難などの患者は対象とされていないと指摘。がん患者・・・
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2015年11月04日(水)
[改定速報] 基礎的医薬品の最低薬価区分新設など議論へ 薬価専門部会
- 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、次期2016年度薬価改定に向けて、(1)長期収載品の薬価―のほか、(2)基礎的医薬品―を議論した(11月4日に既に一部お伝えしています)。 (2)に関して、基礎的医薬品とは、最低薬価では採算割れし供給維持が困難な一方、臨床上の必要性が高く将来にわたり継続的に製造販売されることが求められるもの。そこで、現在、一定要件(保険医療上の必要性が・・・
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2015年11月04日(水)
[改定速報] 医療経済実態調査、一般病院の損益差率マイナス3.1% 調査小委
- 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会の「調査実施小委員会」を開催し、「第20回医療経済実態調査」の結果を報告。診療側、支払側双方が結果を分析して別途、総会で議論したい旨の意思を示し、田辺国昭会長(東京大学大学院法学政治学研究科教授)は「11月中旬に改定率に関する意見を診療側・支払側に提出してもらい11月下旬に厚生労働大臣に提出する」と述べている。 調査は、医療機関等調査と保険者調査の2つで構成。・・・
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2015年11月04日(水)
[改定速報] 後発医薬品の政府目標踏まえZ2の置き換え率議論 薬価専門部会
- 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、次期2016年度薬価改定に向けて、(1)長期収載品の薬価、(2)基礎的医薬品―を議論した(11月4日に続報をお伝えします)。 (1)では、前回2014年度改定で、長期収載品の薬価に関し、一定期間(5年)を経ても置き換えが進まなかった場合、以降の薬価改定ごとに、先発品の薬価を引き下げる特定引き下げ(Z2)ルールを導入した。具体的には、後発品への・・・
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2015年11月04日(水)
[改定速報] 先進医療に関する提案書は先進医療会議で議論 基本問題小委
- 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」を開催し、「先進医療にかかる提案書の取り扱い案」などを議題とした。取り扱い案は10月30日の診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会で議論・了承されたもの(10月30日に内容は既にお伝えしています)。 先進医療は先進医療会議で保険導入などの評価が行われるため、前回までの診療報酬改定では、先進医療として実施している技術の評価書は、医・・・
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2015年11月02日(月)
[予防接種] HPVワクチン接種後の「相談・要望」の具体例 厚労省説明会
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- ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口設置に係る説明会(11/2)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 健康課予防接種室 カテゴリ: 医療提供体制 社会福祉 医薬品・医療機器
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2015年10月30日(金)
[介護] 2015年度「介護就職デイ」を全国370カ所で開催 厚労省
- 厚生労働省は11月11日の「介護の日」前後を中心に、全国のハローワークで「介護就職デイ」を開く。内容は、介護分野の就職面接会や、就職に関するセミナー、施設見学会など。対象は、求職者や2016年3月卒業見込みの学生など。職種は、介護職・ホームヘルパー・ケアマネジャーなど。12月12日までに、全国370カ所でのべ364回実施される(p1参照)。 資料には、2015年度「介護就職デイ」の実施予定表が添付されている・・・
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2015年10月30日(金)
[医療保険] 医療・福祉業での扶養率は低め 厚労省健康保険実態調査
- 厚生労働省は10月30日、2014年度実施の「健康保険・船員保険被保険者実態調査報告」を公表した。健康保険および船員保険について、被保険者の年齢、標準報酬月額、標準賞与額、所属事業所の業態、規模および被扶養者の年齢、続柄、異動の状況を調査し、制度運営のための基礎資料を得ることを目的としたもの(p7参照)。対象は、全国健康保険協会管掌健康保険(「協会(一般)」および「法第3条第2項被保険者」)については全・・・
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2015年10月30日(金)
[介護保険] 2015年7月の要介護者は614.5万人で給付費7,654億円 厚労省
- 厚生労働省は10月30日、2015年7月の介護保険事業状況報告の概要を公表した。介護保険第1号被保険者数は3,326万人。要介護者(要支援者含む)は614.5万人で、65歳以上の要介護認定者の割合は18.1%。居宅サービス受給者は386.0万人、地域密着型サービス受給者は40.3万人、施設サービス受給者は90.8万人。また、介護保険給付費の総額は7,654億円だった(p1参照)。・・・
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2015年10月30日(金)
[通知] 自己抗体検査「IgG2」の診療報酬算定方法を一部改正 厚労省
- 厚生労働省は10月30日付で、「検査料の点数の取り扱い」に関する通知を発出した。これは、「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(2014年3月5日付、保医発0305第3号)の一部を改正するもの。 今回は、区分番号D014の【自己抗体検査】中の(19)IgG2について、「IgG2をネフェロメトリー法により測定した場合は、「D014」自己抗体検査「29」IgG4、TIA法により算定した場合は、「23」抗カルジオリピン抗・・・
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2015年10月30日(金)
[改定速報] 886件の提案、評価が必要な技術に737件提示 技術評価分科会
- 厚生労働省は10月30日、診療報酬調査専門組織の「医療技術評価分科会」を開催し、「2015年度医療技術の評価案」(p6~p7参照)(p27~p65参照)を議題とした。診療報酬改定では、入院料や各種加算などの診療報酬項目の見直し・新設・廃止などのほかに、新規の医療技術導入も行われる。このため、関係医学会からの要望などのうち、有効性・安全性等の高いものに関して、分科会で審査・評価して、結果を中医協総会に報告してい・・・
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2015年10月30日(金)
[小児医療] 医師数など小児医療の現状を意見聴取 子どもの医療制度検討会
- 厚生労働省は10月30日、「子どもの医療制度のあり方等に関する検討会」を開催した。少子高齢化が進む中、子育て支援や地域包括ケアなどの観点から、子どもの医療分野のあり方などが検討されるもので、今回は、「子どもの医療に関する現状」について関係者からのヒアリングが行われた。 江原朗氏(広島国際大学医療経営学部教授)は、「小児科の受診状況、小児科医の配置・勤務実態」をテーマに、「医師数が少ない病院小児科が多・・・
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2015年10月30日(金)
[インフル] 10月19日~10月25日の定点あたり報告数は0.10人 厚労省
- 厚生労働省は10月30日、2015年第43週(10月19日~10月25日)におけるインフルエンザの発生状況(p1~p6参照)を発表した。定点あたり報告数は0.10人(総数498人)(p2参照)で、第42週(10月12日~10月18日)の同0.08人(p3参照)より増加。都道府県別では、沖縄県0.88人、愛知県0.34人、神奈川県0.22人の順に多かった(p2~p3参照)。・・・
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2015年10月30日(金)
[経営] 9月の医療・福祉新規求人総数18.2万人、前年比4.5%増 厚労省
- 厚生労働省は10月30日、「一般職業紹介状況」(2015年9月分)を公表した。厚労省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、毎月公表している。 2015年9月の有効求人倍率(求職者数に対する求人数割合、季節調整値)は1.24倍(調整前前年同月比0.13ポイント増)、新規求人倍率(当月の新規求職者数に対する新規求人数の割合)は1.86倍(同0.24ポイント増)・・・
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2015年10月30日(金)
[通知] 要指導医薬品から第1類医薬品に2品目移行 厚労省
- 厚生労働省は10月30日付で、「要指導医薬品から一般用医薬品に移行する医薬品」に関する通知を発出した。11月1日付で、「アシタザノラスト」、および「フェキソフェナジン」が、要指導医薬品から、一般用医薬品(第1類医薬品)に移行したことを伝えている(p1参照)。移行により、インターネット販売が可能になる。・・・
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2015年10月30日(金)
[改定速報] 次期2016年度改定へ医療技術の評価案を提示 技術評価分科会
- 厚生労働省は10月30日、診療報酬調査専門組織の「医療技術評価分科会」を開催し、「2015年度医療技術の評価案」(p6~p7参照)(p27~p65参照)に関して議論した(ホームページに資料を掲載しています。11月2日に詳報をお伝えします)。 診療報酬改定では、入院料や各種加算などの診療報酬項目の見直し・新設・廃止などのほかに、新規の医療技術導入も行われる。このため、関係医学会からの要望などのうち、有効性・安全性・・・
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2015年10月29日(木)
[診療情報] DPCデータ提供、試行時の行政限定から拡大へ レセプト分科会
- 厚生労働省は10月29日、レセプト情報等の提供に関する有識者会議の「審査分科会」を開き、「DPCデータの提供」、「申請審査」などを議題とした。DPCデータは、DPC制度導入の影響評価や今後のDPC制度の見直し(診断群分類ごとの点数設定・分類の見直しなど)に用いるため、厚労省が収集・管理。データの提供は政府の成長戦略(日本再興戦略)で2015年度からの試験的運用が決定している。 今回、厚労省は「DPCデータの提供に関す・・・
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2015年10月29日(木)
[国保] 2015年2月の国保医療給付費は7,752億円 厚労省
- 厚生労働省は10月29日、事業状況を把握する基礎資料となる、国民健康保険事業月報(2015年2月)を発表した(p1参照)。 加入世帯数は2,127万2,070世帯(前年同月比1.3%減)、被保険者数は3,606万6,249人(同2.6%減)。また、全国の医療費国保分は総計9,379億20百万円で、このうち入院は3,510億17百万円、入院外が4,992億27百万円。医療給付費は7,752億53百万円で、給付率は82.7%だった(p1参照)。・・・
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2015年10月28日(水)
[医療改革] 医療介護総合確保方針改定、2017年初頭取りまとめ 促進会議
- 厚生労働省は10月28日、「医療介護総合確保促進会議」を開催し、(1)2014年度地域医療介護総合確保基金(医療分)を活用した事業の実施状況の把握・事後評価、(2)地域医療介護総合確保基金を活用した事業の評価指標、(3)医療と介護の更なる連携の促進―などを議題とした。 (1)に関し、厚労省は2014年度地域医療介護総合確保基金で予算措置された総額は904億円で、このうち、2014年度中の実施事業は603億円にのぼり執行率・・・
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2015年10月28日(水)
[臨床研修] 臨床研修と到達目標に関し四病協などから意見聴取 厚労省WG
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- 医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ(第7回 10/28)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医事課 医師臨床研修推進室 カテゴリ: 医療制度改革 教育機関 医学・薬学
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