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○入院(その2)について 総-2 (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00221.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第562回 11/8)《厚生労働省》
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一般病棟用の重症度、医療・看護必要度等に関する主な意見①
<中医協総会>
○ 急性期一般病棟における必要度の該当患者割合の低下について、心電図モニターの項目が削除された
ことに加え、該当患者割合の基準を引き下げた影響も考えられる一方で、急性期の病床が過剰である可
能性もあるため、背景の詳細な分析が必要ではないか。
○ 75 歳以上の誤嚥性肺炎や尿路感染症などを急性期一般入院料1の病棟で対応することが妥当なのか
について、十分な検討が必要ではないか。これらに対しては救急搬送後に専門的な治療や処置があまり
行われていないことも考慮し、機能分化を促進するためにも、どのような制度設計がありうるのか議論
が必要ではないか。
○ 該当患者割合が上昇している「注射薬剤3種類以上の管理」について、どのような薬剤がどのように
使用されているのか詳細な分析が必要ではないか。
<入院・外来医療等の調査・評価分科会(検討結果とりまとめ)>



評価方法については、必要度Ⅱへの早期の移行を推進すべきではないか。

○ 急性期医療を必要とする患者に対する医療・看護を適切に評価する観点から、「救急搬送後の入院/
緊急に入院を必要とする状態」については、日数の短縮化や、5日間の中でも入院後日数によって重み
づけすることが考えられるのではないか。

○ 急性期医療における重点的な医療・看護を評価する観点及び早期の経口摂取開始の取組を推進する観
点から、「注射薬剤3種類以上の管理」の対象薬剤や上限日数とともに、初期を重点的に評価すること
について検討すべきではないか。
○ 評価負担の軽減や評価基準の平準化のため、「呼吸ケア」や「創傷処置」の項目については、評価基
準を必要度Ⅱに統一すべきではないか。

○ 急性期医療におけるケアを適切に評価する観点から、「創傷処置」に該当する診療行為から重度褥瘡
処置の実施は削除すべきではないか。
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