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○入院(その2)について 総-2 (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00221.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第562回 11/8)《厚生労働省》
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一般病棟用の重症度、医療・看護必要度等に関する主な意見②
<入院・外来医療等の調査・評価分科会(検討結果とりまとめ)>(続き)
○ 外来での実施率が高い化学療法について外来での実施を推進する観点から、「抗悪性腫瘍剤の使用
(注射剤のみ)」及び「抗悪性腫瘍剤の内服の管理」について必要な見直しを行うべきではないか。
○ 特定機能病院入院基本料や急性期一般入院料1において、基準1(A得点2点以上かつB得点3点以
上)のみにより必要度基準に該当する場合は、「専門的な治療・処置」によりA得点2点となっている
場合が多いことも踏まえ、こうした患者のうち急性期医療が必要な患者がB項目の状況によらず必要度
基準に該当するよう、「専門的な治療・処置」の各項目について重みづけを見直すことが考えられるの
ではないか。
○ B項目は介護業務を評価している性質があり、急性期の医療ニーズに着目した評価体系とする観点か
らは、7対1病棟の必要度基準においてB項目は適さないのではないか。一方で、B項目を必要度基準
に用いない場合においても、ADLの改善状況等の把握のため、測定自体は継続すべきではないか。

○ ADLが低下した患者や認知症・せん妄状態の患者等への医療・看護に対する評価のためにB項目を
評価基準に残す場合においても、疾病や治療に伴って一時的に低下したADL等の改善等が適切に評価
できるよう、項目の追加や評価方法の見直しについて今後検討すべきではないか。
○ 急性期医療における評価としては、B項目に基づく状況よりも、ADLが低下しないための取組を評
価することが重要ではないか。

○ C項目の対象となる手術等については、年度によって入院での実施率にばらつきがある可能性も踏ま
え、検討すべきではないか。
○ 短期滞在手術等基本料3の対象となっている手術の一部について、入院により実施されている割合が
医療機関全体における割合よりも病院において高いものがあることから、外来での実施がより促進され
るよう必要度の評価対象に加えるべきではないか。

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