よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書案 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24471.html
出典情報 がん対策推進協議会(第78回 3/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

った割合はやや減少し、診断から治療開始までの時間が1ヶ月以内であった割合は
増加したものの、2週間未満の割合は減少しており、円滑な連携のための更なる取
組が求められている。
希少がんについて、専門的な医療を受けられたと感じているがん患者の割合は
80.0%と評価できるものであった。患者に有効性の高い診断法・早期発見法・治療法
を速やかに提供するための体制作りを進めている。
厚生労働科学研究において、国立がん研究センターに加えて、国内数か所に広域
拠点となる地域希少がんセンターを整備し、これらのセンターを中核として、希少がん
患者ができるかぎり住み慣れた場所の近くで、納得のいく信頼できる診療や医療相
談を受けられる体制・ネットワークを構築するためのモデルを作成することを目指して
いる。

2081

希少がん情報公開専門施設における
公開がん種数

2018 年度
2種類
2018 年度 2014 年度

希少がん患者の
2082

2週間未満
初診から
2週間以上
診断
1ヶ月未満

38.1%

42.1%

28.3%

28.4%

2週間未満

31.2%

34.4%

診断から
2週間以上
治療開始
1ヶ月未満

41.1%

31.1%

初診から診断までの時間、
診断から治療開始までの時間

2083

希少がんについて、専門的な医療を受けられた
と感じているがん患者の割合

80.0%

(がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項)
希少がん対策について、取組の成果が見られている部分もあるが、患者への情報
提供や医療機関の連携について、より一層の推進が必要である。また、より適切に評
価できる中間評価指標についても、次期基本計画において検討が必要である。
また、難治性がん対策については、第3期基本計画において、がん研究を推進す
ることで取組を進めてきたが、中間評価指標の設定がなかったため、次期基本計画
36