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令和6年版死亡診断書 (死体検案書) 記入マニュアル (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/sibousinndannsyo.html
出典情報 死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル(3/28)《厚生労働省》
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(6) 単胎・多胎の別
死産した児が単胎か多胎かを記入します。単胎分娩の場合は1を○で囲み、多胎分娩
の場合は2を○で囲んだ上で、何子中、第何子であったかを(

)内に記入します。

なお、多胎分娩の場合は、死産した児の数だけの死産証書(死胎検案書)と、出生し
た子があればその子の数だけの出生証明書の作成が必要となります。
(7) 死産の自然人工別
死産が自然か人工かについて該当する数字を○で囲みます。
1 自然死産

人工的処置(薬物的処置のみの場合を含みます。
)を加えていな
い死産をいいます。

次の場合は自然死産とします。
① 胎児を出生させることを目的として、人工的処置を加えたにも関わらず死産し
た場合
② 母体内の胎児が生死不明であるとき又は死亡しているときに人工的処置を加え
て死産した場合

人工死産

母体保護法の規定する人工妊娠中絶の理由により行った
場合(母体保護法第 25 条による都道府県知事への届け出が必要)


4 不 明

母体保護法による人工死産

母体保護法によらない人工死産

「2 母体保護法による人工死産」以外の人工死産をいい、
母体の生命を救うための緊急避難の場合等に限られます。

(8) 自然死産の原因若しくは理由又は人工死産の理由
傷病名、部位、所見等は日本語で記入します。
傷病名は、医学界で通常用いられているものを使用し、略語やあまり使用されていな
い医学用語は避けるようにします。
判読が困難であったり、他の傷病名と誤読することのないよう正確に記入します。
①「死産の自然人工別」欄の「1

自然死産」又は「4

不明」に該当する場合

☆Ⅰ欄
死産を起こした直接の原因又は理由を、胎児の側か母の側のいずれかに分けて(ア)欄
に記入し、さらにそれと因果関係のある原因又は理由があれば(イ)欄、
(ウ)欄と続けて、
それぞれ胎児又は母の側に分けて記入します。
なお、胎児の側か母の側か、いずれかを決めかねる場合は、母の側に記入します。
☆Ⅱ欄「直接には死産に関係しないが、Ⅰ欄の経過に影響を及ぼした傷病名等」
Ⅰ欄の経過に影響を及ぼしたと思われる傷病、状況等があった場合に記入します。
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