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【資料1-2-6】予防接種(ワクチン)に関するガイドライン[1.5MB] (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
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第2章 準備期における対応



接種費用については、接種に係るコスト等が適切に評価されるよう
国が設定する。
③ 準備期における準備
a 市町村又は都道府県は、住民接種については、厚生労働省及び市町
村にあっては都道府県の協力を得ながら、希望する国民全員が速やか
に接種することができるよう、準備期の段階から、初動期や対応期に
求められる対応を想定し、パンデミック時にワクチン接種の円滑な実
施が可能となるよう、以下に列挙する事項等の接種に必要な資源等を
明確にした上で、地域医師会等と連携の上、接種体制について検討を
行う。また、必要に応じ、接種会場において円滑な接種を実施できる
よう接種の流れを確認するシミュレーションを行うなど接種体制の構
築に向けた訓練を平時から行う。
ⅰ 接種対象者数
ⅱ 地方公共団体の人員体制の確保
ⅲ 医師、看護師、受付担当者等の医療従事者等の確保
ⅳ 接種場所の確保(医療機関、保健所、保健センター、学校等)及
び運営方法の策定
ⅴ 接種に必要な資材等の確保
ⅵ 国、都道府県及び市町村間や、医師会等の関係団体への連絡体制
の構築
ⅶ 接種に関する住民への周知方法の策定
b 市町村又は都道府県は、医療従事者や高齢者施設の従事者、高齢者
等の接種対象者数を推計しておく等、住民接種のシミュレーションを
行うことが必要である。また、高齢者支援施設等の入所者など、接種
会場での接種が困難な者が接種を受けられるよう、市町村又は都道府
県の介護保険部局、障害保健福祉部局と衛生部局等が連携し、これら
の者への接種体制を検討すること。
表 接種対象者の試算方法の考え方

幼児

住民接種対象者試算方法
人口統計(総人口)
対象地域の人口の 7%
母子健康手帳届出

人口統計(1-6 歳未満)

乳児保護者

人口統計(1 歳未満児)×2

E

小学生・中学生・

人口統計(6 歳-18 歳未満)

F

総人口
基礎疾患のある者
妊婦

20

備考
A
B
C
D
乳児の両親として、対
象人口の 2 倍に相当