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08 科学技術・学術政策局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (11 ページ)
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公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html |
出典情報 | 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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ムーンショット型研究開発制度
令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
25億円
25億円)
背景・課題
⃝未来社会を展望し、困難だが実現すれば大きなインパクトが期待され、多くの人々を魅了するような斬新かつ挑戦的な目標を掲げ、国内外からトップ研究者の英知を
結集し、関係府省庁が一体となって集中・重点的に挑戦的な研究開発を推進するムーンショット型研究開発制度を創設。
⃝ムーンショット型研究開発制度においては、「Human Well-being」(人々の幸福)を目指し、その基盤となる社会・環境・経済の諸課題を解決すべくムーン
ショット目標を設定し、挑戦的な研究を推進。
〇同制度では社会環境の変化に応じて目標を追加することとしており、カーボンニュートラルの実現に向けた取組の加速やロシアのウクライナ侵略による国際的なエネル
ギー情勢の変化等により、エネルギー・地球環境問題を同時に解決する次世代エネルギーとして期待されるフュージョンエネルギーが実現した将来像に向けたムーン
ショット目標10を2023年12月に設定。
<政策文書等における記載>
【統合イノベーション戦略2024(2024年6月4日閣議決定)】
・科学技術・イノベーションは、少子高齢化や大規模自然災害、地球温暖化などの社会課題に対し、果敢に挑戦し未来社会
の展望を切り拓いていくことが求められている。そのため、ムーンショット型研究開発制度により、野心的な目標を設定し、従来
技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を推進していく。研究開始から5年目を迎え、運用・評価
指針に従い2020 年度に開始した目標4(地球環境の再生)と目標5(2050 年の食と農)については、5年目評価
を踏まえ、それぞれポートフォリオの見直しを進める。さらに、競争力の源泉となる人材育成や社会実装に向けた産業界との連
携、新規課題の開拓を見据えた検討など、制度の改善点や強化すべき点を洗い出し、目標達成に向けて推進していく。
助言
CSTI
健康医療本部
※有識者等で構成
国内外の
トップ研究者
研究開発
等からのヒアリング
動向等
決定
ムーンショット目標
(inspiring, credible, imaginativeな目標)
ムーンショット目標
【資金の流れ】
文部科学省
補助金
JST(基金)
委託
大学・国立研究開発
法人・民間企業等
PD
【事業期間等】
PM
※赤囲みが文部科学省・JST
担当目標
2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放
目標1:された社会を実現
2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることが
目標2:できる社会を実現
2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・
目標3:行動し人と共生するロボットを実現
2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循
制度の枠組み
ビジョナ
リー会議
ムーンショット目標
PM
PM
PM
〇平成30年度補正予算で800億円
計上し基金を造成。令和3年度
補正予算で680億円、令和5年
度補正予算で1,522億円追加。
〇最長で10年間支援。
目標4:環を実現
2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、
目標5:地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させ
目標6:る誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現
2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生
目標7:を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現
2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極
目標8:端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現
2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、
目標9:精神的に豊かで躍動的な社会を実現
2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、
目標10: 地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現
“Moonshot for Human Well-being”
(人々の幸福に向けたムーンショット型研究開発)
(担当:(制度全体)科学技術・学術政策局研究開発戦略課戦略研究推進室
(フュージョンエネルギー)研究開発局研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付)
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令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
25億円
25億円)
背景・課題
⃝未来社会を展望し、困難だが実現すれば大きなインパクトが期待され、多くの人々を魅了するような斬新かつ挑戦的な目標を掲げ、国内外からトップ研究者の英知を
結集し、関係府省庁が一体となって集中・重点的に挑戦的な研究開発を推進するムーンショット型研究開発制度を創設。
⃝ムーンショット型研究開発制度においては、「Human Well-being」(人々の幸福)を目指し、その基盤となる社会・環境・経済の諸課題を解決すべくムーン
ショット目標を設定し、挑戦的な研究を推進。
〇同制度では社会環境の変化に応じて目標を追加することとしており、カーボンニュートラルの実現に向けた取組の加速やロシアのウクライナ侵略による国際的なエネル
ギー情勢の変化等により、エネルギー・地球環境問題を同時に解決する次世代エネルギーとして期待されるフュージョンエネルギーが実現した将来像に向けたムーン
ショット目標10を2023年12月に設定。
<政策文書等における記載>
【統合イノベーション戦略2024(2024年6月4日閣議決定)】
・科学技術・イノベーションは、少子高齢化や大規模自然災害、地球温暖化などの社会課題に対し、果敢に挑戦し未来社会
の展望を切り拓いていくことが求められている。そのため、ムーンショット型研究開発制度により、野心的な目標を設定し、従来
技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を推進していく。研究開始から5年目を迎え、運用・評価
指針に従い2020 年度に開始した目標4(地球環境の再生)と目標5(2050 年の食と農)については、5年目評価
を踏まえ、それぞれポートフォリオの見直しを進める。さらに、競争力の源泉となる人材育成や社会実装に向けた産業界との連
携、新規課題の開拓を見据えた検討など、制度の改善点や強化すべき点を洗い出し、目標達成に向けて推進していく。
助言
CSTI
健康医療本部
※有識者等で構成
国内外の
トップ研究者
研究開発
等からのヒアリング
動向等
決定
ムーンショット目標
(inspiring, credible, imaginativeな目標)
ムーンショット目標
【資金の流れ】
文部科学省
補助金
JST(基金)
委託
大学・国立研究開発
法人・民間企業等
PD
【事業期間等】
PM
※赤囲みが文部科学省・JST
担当目標
2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放
目標1:された社会を実現
2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることが
目標2:できる社会を実現
2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・
目標3:行動し人と共生するロボットを実現
2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循
制度の枠組み
ビジョナ
リー会議
ムーンショット目標
PM
PM
PM
〇平成30年度補正予算で800億円
計上し基金を造成。令和3年度
補正予算で680億円、令和5年
度補正予算で1,522億円追加。
〇最長で10年間支援。
目標4:環を実現
2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、
目標5:地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させ
目標6:る誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現
2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生
目標7:を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現
2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極
目標8:端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現
2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、
目標9:精神的に豊かで躍動的な社会を実現
2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、
目標10: 地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現
“Moonshot for Human Well-being”
(人々の幸福に向けたムーンショット型研究開発)
(担当:(制度全体)科学技術・学術政策局研究開発戦略課戦略研究推進室
(フュージョンエネルギー)研究開発局研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付)
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