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08 科学技術・学術政策局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (19 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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全国アントレプレナーシップ醸成促進事業
背景・課題

令和7年度要求・要望額
(前年度予算額

2億円
1億円)

【起業環境に関するランキング(高所得国:19か国中)】

〇急速なデジタル化、グローバル化、災害といった急激な社会環境の変化を受容し、新たな
価値を生み出していく精神(アントレプレナーシップ)を備えた人材の育成を我が国全
体で進めていくことが必要。

項目

日本

米国

韓国

フラン


フィン
ランド

イスラ
エル

〇我が国のアントレプレナーシップ教育の実施状況は、高校生以下においては高所得国中で
最下位であり、初等・中等教育段階におけるアントレプレナーシップ教育の抜本的な強化
が必要。

高校生以下の
アントレ教育

19位

14位

6位

17位

1位

15位

大学生の
アントレ教育

13位

10位

14位

5位

4位

17位

〇大学生向けの教育の実施状況も諸外国と比べて低いことから、全国の大学等にアントレ
プレナーシップ教育を普及させ、アントレプレナーシップ醸成を促進していくことが必要。

商業的・
専門的基盤

19位

6位

18位

14位

2位

7位

文化的・社会
的な規範

19位

3位

9位

18位

12位

1位

事業概要
 国内外のアントレプレナーシップ教育の実施状況等を調査するとともに、教育の好事例等
を全国の大学等に展開することで、大学生等のアントレプレナーシップ醸成を促進
 第一線で活躍する起業家等(アントレプレナーシップ推進大使)を小中高の学校現場に
派遣して、小中高生が広くアントレプレナーシップを認知・理解する機会を提供

<既存>
内容:国内外のアントレプレナーシップ教育の実施状況や効果を調査するとともに、教育
の好事例等を全国の大学等に展開し、大学生等のアントレプレナーシップ醸成を
促進。全国の教職員等が好事例等を共有するためのネットワークを構築。
期間:令和4年度~8年度(5年間)*国庫債務負担行為
① アントレプレナーシップ教育の実施状況調査等
• 国内外のアントレプレナーシップ教育の実施状況や効果につ
いて長期的・継続的に調査
• アントレプレナーシップ教育の効果測定指標を開発した上で、
受講前後の教育効果を測定
② アントレプレナーシップ教育の成果展開等
• ①の調査を踏まえて、アントレプレナーシップ教育の好事例や
実施方法を全国の大学等に展開・普及し、大学生等のアン
トレプレナーシップ醸成を促進。全国の教職員等が好事例・
ノウハウ等を共有・情報交換するネットワークを構築。
• ①の効果測定指標や効果測定結果等に基づき、標準的
教育プログラムを開発・提供

出典:Global Entrepreneurship Monitor 2021/2022 Global Report



委託費

民間団体等

大学

民間団体等

小中高

<新規>
内容:全国の小中高校生等が広くアントレプレナーシップを認知・理解する機
会を提供するため、第一線で活躍する起業家等をアントレプレナー
シップ推進大使として任命し、小中高の学校現場に派遣。また、大
使の活動を社会に広く発信していくため、大規模イベント等の普及・
広報等を実施。この際には、関係省庁や自治体等とのアライアンス
等を構築しながら効果的・効率的に実施。
期間:令和7年度~

アントレプレナーシップ推進大使の派遣
(推進大使1,000名規模の派遣達成に向けた機能強化)
全国の裾野拡大
✓講演会・ワークショップ等
(全国的なイベントや学校現場)
教育効果測定のための教育イベント

(担当:科学技術・学術政策局産業連携・地域振興課) 19