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08 科学技術・学術政策局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (27 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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研究公正推進事業(文部科学省/日本学術振興会/科学 (前年度予算額
※運営費交付金中の推計額含む
技術振興機構/日本医療研究開発機構)
令和7年度要求・要望額

1億円
1億円)

現状・課題

研究活動における不正行為の事案が後を絶たず、社会的にも昨今大きく取り上げられていることを踏まえ、文部科学省では「研究活動における不正行為への対応等に関するガ
イドライン」(平成26年8月26日 文部科学大臣決定)を策定した。
ガイドラインは、研究機関に対して研究倫理教育の実施を求めており、文部科学省及び資金配分機関に対して、 研究倫理教育に関する標準的なプログラムや教材の作成、
実効性の高い研究倫理教育とするための支援等を求めている。
「科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律」(平成30年12月)においても、「研究開発等の公正性の確保等」が強く求められている。また、科学技術・イノベーショ
ン基本法においても、科学技術の振興は、研究開発において公正性を確保する必要があることに留意する旨の規定も策定された。

事業内容

【事業の目的・目標】
研究倫理教育教材の普及・開発や研究倫理教育高度化等により、それぞれの状況に
応じた効果的な研究倫理教育の実施等を支援することで、公正な研究活動を推進する。

【事業スキーム】

文部科学省

【事業概要】
<日本学術振興会>
(39百万円)

<科学技術振興機構>
(74百万円)

<日本医療研究開発機構>
(21百万円)

日本学術振興会

助言・指導

科学技術振興機構
連携・協力

教育
分野:全ての分野
対象者:主に研究者
テキスト教材、eラーニング教材

分野:全ての分野
対象者:主に研究公正担当者

分野:医療分野

映像教材のシリーズ化

医療分野の不正事例集

※実践力強化のた
めの双方向型教育
モデルの開発・普及

ヒヤリ・ハット集

日本医療研究開発機構
啓発・普及

研究機関・教育機関等
倫理教育責任者 等

上記教材を活用したセミナー

研究公正担当者向けWS

各機関で展開

研究者の教育効果向上

担当者による研究機関での
研究倫理教育の企画力向上

研究者 大学院生 等

情報発信・連携・窓口

・ 研究公正担当者の
・ ポータルサイトの運用・改善等
ネットワーク構築
・ シンポジウムの開催(3FA連携)
・ 研究機関からの不正行為を防止する体制の構築の相談対応・助言(3FA)
<文部科学省> ○ ガイドラインに基づく履行状況調査等(3百万円)

研究倫理教育モデルの
開発・普及

各機関の状況、分野の
特性等に応じた
実効性の高い教育の実施

【これまでの成果】

• eラーニング教材(日本語版&英語版)の開発・公開等(JSPS)
• 研究公正ポータルサイト(日本語版&英語版)の構築・運用(JST)
• 医療分野の研究不正事例集、ヒヤリ・ハット集の作成(AMED)
• 研究公正シンポジウムの開催(3FA連携、毎年度実施) 等

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(担当:科学技術・学術政策局研究環境課研究公正推進室)