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08 科学技術・学術政策局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (4 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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令和7年度要求・要望額
42億円
(前年度予算額
32億円)
※運営費交付金中の推計額

未来共創推進事業
背景・課題

我が国が目指すSociety 5.0の実現のため、多様な主体の参画による多層的な科学技術コミュニケーションや、新たな価値を生み出すイノベーションを担う人材を
育成するための探究・STEAM教育の強化が必要。
〇第6期科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月26日閣議決定)
✓対話・協働活動の取組など、多層的な科学技術コミュニケーションを強化する。 科学技術リテラシーやリスクリテラシーの取組、共創による研究活動を促進するためには、多様な主体をつなぐ役割を担う人材として、科学技術コミュニケーターによる能動
的な活動が不可欠。✓多様な主体と共創しながら、知の創出・融合といった研究活動を促進する。 ✓STEAM教育の推進による探究⼒の育成強化
〇経済財政運営と改革の基本方針2024(令和6年6月21日閣議決定)
✓ (略)初等中等教育段階における探究的・文理横断的・実践的な学びの推進や理数系教育の推進、情報教育 の強化・充実(略)
〇教育振興基本計画(令和5年6月16日、閣議決定)
✓探究・STEAM・アントレプレナーシップ教育を支える企業や大学、研究機関等と学校・子供をつなぐプラットフォームの構築や、日本科学未来館やサイエンスアゴラ等の対話・協働の場等を活用したSTEAM教育機能強化や地域展開等を推進する。

事業内容
日本科学未来館や「サイエンスポータル」「サイエンスティーム」等を活用したSTEAM教
育機能強化や、多層的な科学技術コミュニケーションに向けた取組を推進。
1. STEAM教育機能強化
「Miraikanビジョン2030」を踏まえた日本科学未来館の常設展示の強化による
STEAM教育の展開や、STEAM教育サイト「サイエンスティーム」による訴求力ある
STEAM情報発信の強化。
2. 最先端の科学技術と人とをつなぐ日本科学未来館の運営
3. 日本科学未来館における展示・手法開発等
最先端の研究成果やSDGs等の社会課題も含む展示を展開。先端技術等を活
用し、すべての人に質の高い展示体験と対話・協働活動を目指したコミュニケーショ
ン環境と手法の開発を推進。
4. 日本科学未来館における科学コミュニケーター養成
科学者と市民とを橋渡しし双方向の対話・協働等において能動的役割を担う人材
を育成。
5. 研究開発に資する共創活動の推進
科学技術情報の発信や、サイエンスアゴラ等を通じた幅広いセクターとの共創体制の
構築。
大学・研究機関、企業や自治体等との共創活動、実証実験を推進。

【事業スキーム】



JST
運営費交付金

これまでの取組例
【科学コミュニケーション・STEAM教育機能強化】(日本科学未来館)
✓令和3年に着任した浅川館長のもと、Miraikanビジョン2030
「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」 を発表し、「人」の視点
から未来を考える4つの入り口 として、「Life」、「Society」、
「Earth」、「Frontier」の領域を設定。

日本科学未来館

✓令和5年11月に、老いパーク(Life)、
ハロー! ロボット(Society)、ナナイロクエ
スト(Society)、プラネタリー・クライシス
(Earth)の4つの新常設展示を公開。
✓更に、「量子コンピューター(Society)」、
「宇宙と素粒子(Frontier)」の、2つの新
常設展示を製作。(令和7年4月公開予定)

4つの新常設展示
(令和5年11月公開)

館長:浅川 智恵子
(令和3年4月~)
※IBMフェロー

【Webポータルを通じた科学技術・STEAM教育情報発信】
○独自メディア「サイエンスポータル」での情報発信

✓身近な題材から最新の科学技術ニュースや研究成果など広く国民に
わかりやすく発信。

平成18年創設

✓YouTubeチャンネル登録者数 約61.3万人(令和6年6月現在)
累計再生回数 約2億2千万回(令和6年6月現在)

○令和6年6月10日に「サイエンスティーム」を運用開始
✓サイエンスポータルと連動したSTEAM関連記事配信や、
教育コンテンツ・オリジナル補助教材を提供。

(担当:科学技術・学術政策局人材政策課)

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