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08 科学技術・学術政策局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html |
出典情報 | 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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大強度陽子加速器施設(J-PARC)の整備・共用
○ J-PARCは、日本原子力研究開発機構(JAEA)及び高エネルギー加速器
研究機構(KEK)が共同運営し、物質・生命科学実験施設(MLF)の中性子
線施設は世界最大のパルス中性子線強度を誇る共用施設。
(前年度予算額
109億円)
227大型放射光施設SPring-8及びNanoTerasuやスーパーコンピュータ「富岳」等。生物・医学、素粒子物理学、天
文学、情報学といった、世界の学術フロンティアなどを先導する国際的なものを含む。
【統合イノベーション戦略2024(令和6年6月4日閣議決定)】(抄)
・SPring-8/SACLA・J-PARC等の量子ビーム施設について、安全かつ安定した施設運営や計
画的な老朽化対策を実施。
・J-PARCのDX施策に関して、検出器等の高度化、大容量ストレージの整備及びリアルタイム
データ処理技術の構築を行い、本格的運用前のテストを開始。
・J-PARCにおいてデータ収集用の仕組みを導入した電磁石電源等の整備を開始。
・放射光、中性子、ミュオンビーム施設といった量子ビーム施設の一元的な窓口を設置し、産学
の利用者ニーズに応えることで先端的な大型施設の活用を推進。
○ 平成24年1月から共用開始。パルスビームは0.1MWから段階的に強度を
上げており、令和6年度より1MWの安定運転による共用を実施。
事業内容
J-PARCについて、安定的な運転の確保及び利用環境の充実を行い、
産学の広範な分野の研究者等の利用に供することで、世界を先導する
利用成果の創出等を促進し、我が国の国際競争力の強化につなげる。
110億円
【経済財政運営と改革の基本方針2024(令和6年6月21日閣議決定)】(抄)
官民共同の仕組み等による大型研究施設の戦略的な整備・活用・高度化の推進227や研究D
Xによる生産性向上(中略)等を図る。
概要
【事業の目的・目標】
令和7年度要求・要望額
陽子を光速近くまで加速し、
原子核と衝突させることで、
二次粒子ビームを生成
Japan Proton Accelerator Research Complex
30
500m
【事業概要・イメージ】
① J-PARCの共用運転の実施
101.8億円(101.8億円)
- 施設の運転及び維持管理等
② J-PARCの利用促進
7.9億円(7.4億円)
- 利用者選定・利用支援業務の着実な実施及び量子ビーム利用の
一元的な窓口設置
中性子ビームの特長
○壊さず透過する
電子殻とほぼ相互作用しないため、物質を破壊せず内
部構造が観察可能
○原子核の動きや軽元素を見る
原子核と相互作用し、特に水素やリチウムなどの軽元素
の観察に強み
○磁気構造を見る
【事業スキーム】
)
JAEA
国
②)
CROSS
施設設置者:(国研)日本原子力研究開発機構[JAEA]
登録施設利用促進機関:(一財)総合科学研究機構[CROSS]
スピンを持つため、微小磁石として振る舞い、物質の磁
気構造が観察可能
【これまでの成果】
• 利用者数:共用開始(H24年度)以降のMLFにおける累積利用者数は延べ約 145,000人日。
• 論文発表:共用開始(H24.1)以来のネイチャー・サイエンス誌を含む研究論文数は累計約 1,900報。
• 産業利用:中性子線施設の全実施課題のうち2~3割が民間企業による産業利用。
24
(担当:科学技術・学術政策局研究環境課)
○ J-PARCは、日本原子力研究開発機構(JAEA)及び高エネルギー加速器
研究機構(KEK)が共同運営し、物質・生命科学実験施設(MLF)の中性子
線施設は世界最大のパルス中性子線強度を誇る共用施設。
(前年度予算額
109億円)
227大型放射光施設SPring-8及びNanoTerasuやスーパーコンピュータ「富岳」等。生物・医学、素粒子物理学、天
文学、情報学といった、世界の学術フロンティアなどを先導する国際的なものを含む。
【統合イノベーション戦略2024(令和6年6月4日閣議決定)】(抄)
・SPring-8/SACLA・J-PARC等の量子ビーム施設について、安全かつ安定した施設運営や計
画的な老朽化対策を実施。
・J-PARCのDX施策に関して、検出器等の高度化、大容量ストレージの整備及びリアルタイム
データ処理技術の構築を行い、本格的運用前のテストを開始。
・J-PARCにおいてデータ収集用の仕組みを導入した電磁石電源等の整備を開始。
・放射光、中性子、ミュオンビーム施設といった量子ビーム施設の一元的な窓口を設置し、産学
の利用者ニーズに応えることで先端的な大型施設の活用を推進。
○ 平成24年1月から共用開始。パルスビームは0.1MWから段階的に強度を
上げており、令和6年度より1MWの安定運転による共用を実施。
事業内容
J-PARCについて、安定的な運転の確保及び利用環境の充実を行い、
産学の広範な分野の研究者等の利用に供することで、世界を先導する
利用成果の創出等を促進し、我が国の国際競争力の強化につなげる。
110億円
【経済財政運営と改革の基本方針2024(令和6年6月21日閣議決定)】(抄)
官民共同の仕組み等による大型研究施設の戦略的な整備・活用・高度化の推進227や研究D
Xによる生産性向上(中略)等を図る。
概要
【事業の目的・目標】
令和7年度要求・要望額
陽子を光速近くまで加速し、
原子核と衝突させることで、
二次粒子ビームを生成
Japan Proton Accelerator Research Complex
30
500m
【事業概要・イメージ】
① J-PARCの共用運転の実施
101.8億円(101.8億円)
- 施設の運転及び維持管理等
② J-PARCの利用促進
7.9億円(7.4億円)
- 利用者選定・利用支援業務の着実な実施及び量子ビーム利用の
一元的な窓口設置
中性子ビームの特長
○壊さず透過する
電子殻とほぼ相互作用しないため、物質を破壊せず内
部構造が観察可能
○原子核の動きや軽元素を見る
原子核と相互作用し、特に水素やリチウムなどの軽元素
の観察に強み
○磁気構造を見る
【事業スキーム】
)
JAEA
国
②)
CROSS
施設設置者:(国研)日本原子力研究開発機構[JAEA]
登録施設利用促進機関:(一財)総合科学研究機構[CROSS]
スピンを持つため、微小磁石として振る舞い、物質の磁
気構造が観察可能
【これまでの成果】
• 利用者数:共用開始(H24年度)以降のMLFにおける累積利用者数は延べ約 145,000人日。
• 論文発表:共用開始(H24.1)以来のネイチャー・サイエンス誌を含む研究論文数は累計約 1,900報。
• 産業利用:中性子線施設の全実施課題のうち2~3割が民間企業による産業利用。
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(担当:科学技術・学術政策局研究環境課)