よむ、つかう、まなぶ。
資料2-3 重篤副作用疾患別対応マニュアル ネフローゼ症候群(案)[2.1MB] (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00011.html |
出典情報 | 重篤副作用総合対策検討会(第16回 10/17)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(2)他覚症状
進行すると尿量減少、体液過剰(肺うっ血、胸水、腹水、浮腫、体重増
加)
、消化器症状(腸管浮腫による悪心、嘔吐、食欲不振、下痢)などを認
めます。
(3)臨床検査値
<成人ネフローゼ症候群の診断基準>5)
1.蛋白尿:3.5g/日以上が持続する。
(随時尿において尿蛋白/尿クレアチニン比が 3.5g/gCr 以上の場合も
これに準ずる)
。
2.低アルブミン血症:血清アルブミン値 3.0g/dL 以下。血清総蛋白量
6.0g/dL 以下も参考になる。
3.浮腫
4.脂質異常症(高 LDL コレステロール血症)
注:1)上記の尿蛋白量、低アルブミン血症(低蛋白血症)の両所見を
認めることが本症候群の診断の必須条件である。
2)浮腫は本症候群の必須条件ではないが、重要な所見である。
3)脂質異常症は本症候群の必須条件ではない。
4)卵円形脂肪体は本症候群の診断の参考となる。
(4)その他の検査所見4)
随伴症状として、下記の血液検査異常(脂質異常や凝固線溶異常)を認め
ることがあります。
・脂質異常:低アルブミン血症により肝臓におけるリポタンパク合成が亢
進し、総コレステロール、LDL コレステロール、中性脂肪、リポタンパク
12
進行すると尿量減少、体液過剰(肺うっ血、胸水、腹水、浮腫、体重増
加)
、消化器症状(腸管浮腫による悪心、嘔吐、食欲不振、下痢)などを認
めます。
(3)臨床検査値
<成人ネフローゼ症候群の診断基準>5)
1.蛋白尿:3.5g/日以上が持続する。
(随時尿において尿蛋白/尿クレアチニン比が 3.5g/gCr 以上の場合も
これに準ずる)
。
2.低アルブミン血症:血清アルブミン値 3.0g/dL 以下。血清総蛋白量
6.0g/dL 以下も参考になる。
3.浮腫
4.脂質異常症(高 LDL コレステロール血症)
注:1)上記の尿蛋白量、低アルブミン血症(低蛋白血症)の両所見を
認めることが本症候群の診断の必須条件である。
2)浮腫は本症候群の必須条件ではないが、重要な所見である。
3)脂質異常症は本症候群の必須条件ではない。
4)卵円形脂肪体は本症候群の診断の参考となる。
(4)その他の検査所見4)
随伴症状として、下記の血液検査異常(脂質異常や凝固線溶異常)を認め
ることがあります。
・脂質異常:低アルブミン血症により肝臓におけるリポタンパク合成が亢
進し、総コレステロール、LDL コレステロール、中性脂肪、リポタンパク
12