会議資料 (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00035.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第61回 1/29)《厚生労働省》 |
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図 新規発症の小児のネフローゼ症候群患者における治療アルゴリズム
Recommendation 4.3.2.2:ステロイドに関連する重篤な副作用が認められた FRNS 及び SDNS
の小児患者に対しては、無治療又はステロイド治療のみを継続するよりも、glucocorticoidsparing agent を処方することが推奨される(1B)
。
Practice Point 4.3.2.5:経口シクロホスファミド、levamisole、本薬、リツキシマブ、CNI 等の
glucocorticoid-sparing agent の投与を開始する前に、ステロイドにより寛解となっているこ
とが理想的である。ステロイド減量の開始後 2 週間以上はステロイドの併用投与が推奨さ
れる。
Practice Point 4.3.2.6;経口シクロホスファミド、levamisole、本薬、リツキシマブ及び CNI
の中から最も適切な glucocorticoid-sparing agent の選択には、リソース、アドヒアランス、
副作用、患者の希望等の特定の患者に関連する問題を慎重に考慮する必要がある。FRNS に
は、経口シクロホスファミド及び levamisole が glucocorticoid-sparing agent として望ましい。
SDNS の小児患者には、ステロイドの減量よりも本薬、リツキシマブ及び CNI のほか、よ
り少ないケースでは、経口シクロホスファミドが望ましい場合がある(下表)
。
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