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○個別事項(その4)について-7-1 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00120.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第497回  11/17)《厚生労働省》
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不妊治療の成績に関する国際比較について
令和2年10月14日

第131回社会保障審議会医療保険部会

参考資料2

• 不妊治療には、新鮮胚を用いた治療と凍結胚を用いた治療があり、日本では凍結胚を用いた治療が主流を占め
ており、凍結胚による治療が適さない患者を中心に新鮮胚を用いた治療が行われている。
• また、日本では治療成績の低い40歳以上の不妊治療の患者の割合が世界で最も高い。
• 不妊治療成績の国際比較において、新鮮胚を用いた治療で日本の出産率が低いとの指摘があるが、これは上記
の事情等によるもの。治療成績を新鮮胚と凍結胚の合計で比較すると世界平均と遜色ない水準にあり、凍結胚
移植の治療成績は世界平均を上回り、40歳未満の凍結胚を用いた治療では世界第2位の治療成績となっている。
日本の不妊治療の状況

20

不妊治療成績の国際比較
195,559

15

新鮮胚移植
凍結胚移植

10

治療

55,720

採卵

新鮮胚移


5
0

凍結融解
胚移植

不妊治療の患者の年齢構成の国際比較

43.0

22.2 14.5 13.5 21.7 13.7 29.4 12.0 24.0
34.6 47.1

31.7

32.2

38.6

37
41.4

35.8

35.7
21.2
日本

43.3 38.4
アメリカ

スペイン

35歳未満

54.3

フランス

41.3

54.6

ドイツ

35-39歳

29.3
ロシア

イタリア

合計

指標

日本

凍結胚の不妊症治療の出生率の国際比較
世界平均

妊娠回数/採卵
周期数(%)

11.4

27.3

出産回数/採卵
周期数(%)

7.9

20.0

出産児数/採卵
周期数(%)

8.2

35

25.2

35-39歳

31.3
33.8
25.5

21.4

20

出産児数/移植
周期数(%)

25.6

24.3

15

25.6

28.0
34.4

11.6

25
22.1

18.8
18.2
19.9
14.9
22.1
14.3 20.8

23.6

10
5

27.6

25

25

23.4

出産児数/採卵
周期数(%)

35歳未満
40歳以上

30

出産回数/移植
周期数(%)

出産回数/採卵
周期数(%)

38.7

40

12.2
8.1

13.3 17.4

13.1
11.4

13.7
7.5

8.1 8.6

12.4

0

44.3 40.2
イギリス

総計

40歳以上
日本産科婦人科学会ART databook(2017)、ICMART(2011年data)を基に作成

10