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○個別事項(その4)について-7-1 (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00120.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第497回 11/17)《厚生労働省》 |
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ステップ⑤ 胚移植について(生殖医療ガイドラインにおける記載事項)
○ 胚移植に当たり追加的に実施される場合がある医療技術等について、生殖医療ガイドラインにおける記載事項
を以下に示す。
【生殖医療ガイドラインの記載事項】
#
CQ
19 ○ PGT-A の適応、有効性は?
○
PGT-A は累積妊娠成績や周期あ
たりの妊娠率と流産率の改善に有
用か?
Answer
1.PGT-Aを併用した生殖補助医療は、PGT-Aを併用しない生殖補助医療に比べて、累積妊娠率および累積出生率を改善
する明確な証拠はない。(B)
21 ○ assisted hatching は有効か?
1.assisted hatchingにより妊娠率が向上するという報告もあり、現時点では症例に応じて施行が許容される。(B)
assisted hatching は生殖補助医療 2.assisted hatchingにより多胎妊娠が増加する可能性を否定できない。(C)
に有効か?
○
29 ○ 子宮内膜胚受容能検査は不妊治 2.反復着床不全症例以外では、得られる胚数が限られている症例において個別化胚移植を行う。(C)
療に有効か?
30 ○ 子宮内細菌叢検査、子宮内細菌 1.本検査の不妊治療における有効性については、明らかとなっていない。(C)
叢検査は生殖補助医療の成績向上
に有効か?
31 ○ SEET 法は不妊治療に有効か?
(反復着床不全に限らない場合)
2.子宮内細菌叢に変化が認められた場合にLactobacillus属を優位にするための確立された治療方法は認められない。
(C)
3.子宮内細菌叢の検査のための子宮内腔液採取には複数の方法があるが、いずれの方法も患者の安全性の観点からそ
の施行が否定されることはない。(C)
3.反復着床不全に限らない場合においてもSEET法が臨床的妊娠率を改善するか否かは不明である。しかし、SEET法の
有効性を示唆する報告もあるため、治療オプションの1つとして考慮される。(C)
33 ○ 高濃度ヒアルロン酸を含む胚移 1.胚移植用培地に付着性化合物として高濃度ヒアルロン酸を加えることで、臨床的妊娠率と出生率が向上することが
植用培地は不妊治療に有効か?
示されている。(B)
34 ○ 子宮内膜スクラッチ、子宮内膜 1.子宮内膜スクラッチが着床に与える影響は定まっていない。(C)
スクラッチは生殖補助医療の成績
向上に有効か?
参考:「生殖医療ガイドライン2020」(日本生殖医学会)
2.対象患者、子宮内膜へのアプローチの方法、施行時期、回数など一定の見解は得られていない。(C)
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○ 胚移植に当たり追加的に実施される場合がある医療技術等について、生殖医療ガイドラインにおける記載事項
を以下に示す。
【生殖医療ガイドラインの記載事項】
#
CQ
19 ○ PGT-A の適応、有効性は?
○
PGT-A は累積妊娠成績や周期あ
たりの妊娠率と流産率の改善に有
用か?
Answer
1.PGT-Aを併用した生殖補助医療は、PGT-Aを併用しない生殖補助医療に比べて、累積妊娠率および累積出生率を改善
する明確な証拠はない。(B)
21 ○ assisted hatching は有効か?
1.assisted hatchingにより妊娠率が向上するという報告もあり、現時点では症例に応じて施行が許容される。(B)
assisted hatching は生殖補助医療 2.assisted hatchingにより多胎妊娠が増加する可能性を否定できない。(C)
に有効か?
○
29 ○ 子宮内膜胚受容能検査は不妊治 2.反復着床不全症例以外では、得られる胚数が限られている症例において個別化胚移植を行う。(C)
療に有効か?
30 ○ 子宮内細菌叢検査、子宮内細菌 1.本検査の不妊治療における有効性については、明らかとなっていない。(C)
叢検査は生殖補助医療の成績向上
に有効か?
31 ○ SEET 法は不妊治療に有効か?
(反復着床不全に限らない場合)
2.子宮内細菌叢に変化が認められた場合にLactobacillus属を優位にするための確立された治療方法は認められない。
(C)
3.子宮内細菌叢の検査のための子宮内腔液採取には複数の方法があるが、いずれの方法も患者の安全性の観点からそ
の施行が否定されることはない。(C)
3.反復着床不全に限らない場合においてもSEET法が臨床的妊娠率を改善するか否かは不明である。しかし、SEET法の
有効性を示唆する報告もあるため、治療オプションの1つとして考慮される。(C)
33 ○ 高濃度ヒアルロン酸を含む胚移 1.胚移植用培地に付着性化合物として高濃度ヒアルロン酸を加えることで、臨床的妊娠率と出生率が向上することが
植用培地は不妊治療に有効か?
示されている。(B)
34 ○ 子宮内膜スクラッチ、子宮内膜 1.子宮内膜スクラッチが着床に与える影響は定まっていない。(C)
スクラッチは生殖補助医療の成績
向上に有効か?
参考:「生殖医療ガイドライン2020」(日本生殖医学会)
2.対象患者、子宮内膜へのアプローチの方法、施行時期、回数など一定の見解は得られていない。(C)
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