よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○個別事項(その4)について-7-1 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00120.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第497回  11/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

不妊症の原因疾患に対する治療について
○ 検査等により、原因となる疾患が明らかとなった場合には、その治療を行う。
<男性側>
【無精子症】
○ 性腺機能低下症
→ 病態に応じた治療(薬物療法
等)
○ 閉塞性無精子症
→ 外科的治療(精路再建術)
・ 精管精管吻合術
・ 精管精巣上体吻合術
・ 射精管開放術
○ 逆行性射精
→ 薬物療法等
【精液検査の異常】
○ 精巣静脈瘤
→ 外科的治療
○ 内分泌異常
→ 薬物療法等

<女性側>
【排卵障害】
○ 視床下部-下垂体性排卵障害
○ PCOS(多囊胞性卵巣症候群)
○ 高プロラクチン血症
○ 早発卵巣不全
→ 薬物療法等

【卵管性不妊】
○ 卵管周囲癒着
○ 卵管采癒着・卵管采
周囲癒着
○ 卵管閉塞
○ 卵管留水症
→ 外科的治療等
○ クラミジア感染症
→ 抗菌薬投与

【勃起・射精障害】
○ 勃起障害
→ 薬物療法
○ 射精障害
→ 薬物療法

タイミング法
原因疾患
への治療

人工授精
特定不妊治療

【生殖医療ガイドラインの記載事項】


【子宮疾患】
○ 子宮内膜症
○ 子宮腺筋症
→ 薬物治療
外科的治療等

CQ

Answer

38 ○ 勃起障害を伴う男性不妊症に対しホスホジエステラーゼ(PDE)5

1.PDE5 阻害薬は、勃起障害を伴う男性不妊症に対して有効である。(A)

39 ○ 男性不妊に対するクロミフェンは有効か?

1.ゴナドトロピンおよびテストステロン値が低い乏精子症症例においては精子濃
度および運動率改善が期待できる。(B)

40 ○ 逆行性射精に対する治療に三環系抗うつ薬であるアモキサピンは

1.逆行性射精に対する治療にはアモキサピンは有効である。(B)

阻害薬は有効か?

有効か?

参考:「生殖医療の必修知識2020」(日本生殖医学会)、「生殖医療ガイドライン」(日本生殖医学会)

15