よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○個別事項(その4)について-7-1 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00120.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第497回  11/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

ステップ① 採卵・卵巣刺激等について
○ 体外受精・顕微授精の適応となる患者に対して、麻酔を行い、穿刺針を用いて超音波ガイド下に卵巣を穿刺し、
卵子を採取する技術。
卵子

【採卵について】
○ 外科的処置であり、出血を少なく、迅速に行うことが重要である。超音波で卵胞を観察し、刺入経路に血管や腸管がある場合はこ
れらを避ける必要がある。
○ 採卵時の他臓器損傷や、採卵後の腹腔内出血や感染症にも注意が必要である。
【卵巣刺激について】


調整卵巣刺激法、低刺激法等の多数のバリエーションがあり、それぞれの利点・欠点を理解して実施する。

【生殖医療ガイドラインの記載事項】


CQ

Answer

1 ○ 採卵室・培養室の備えるべき条 4.採卵室には、採卵手技に関わる機器:手術台、超音波断層装置、酸素吸入器、吸引器、生体監視モニター、救急蘇
件は?

生セットを備えていること。(A)

6 ○ 卵巣予備能の評価は卵巣刺激方 1.卵巣刺激時の卵巣の高反応または低反応の予測には胞状卵胞数と抗ミュラー管ホルモン(AMH)測定が有効である。
法におけるゴナドトロピン製剤の
量の選択に有効か?

(A)

9 ○ 超音波断層検査に血液検査を追 1.超音波検査により適切な卵胞発育のモニタリングを行う。(A)
加することはIVF 周期における卵
胞発育のモニタリングに有効か?

2.超音波検査でモニタリングが困難な場合や卵巣刺激に対する卵巣の反応が過剰または乏しいことが疑われる場合に
は、超音波検査に加えて血液検査を併用する。(B)

7 ○ 治療前周期の性ホルモン剤投与 1.治療前周期のエストロゲン、プロゲスチン、エストロゲン・プロゲスチン配合薬は、治療周期調整などを目的に用
は生殖補助医療に有効か?

いられるが、その際には患者の利益と不利益をよく勘案して使用する。(A)

参考:「生殖医療の必修知識2020」(日本生殖医学会)、「生殖医療ガイドライン」(日本生殖医学会)

20