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資料1-2-9診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (38 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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<レノックス・ガストー症候群および関連脳症の診断基準>
レノックス・ガストー症候群で発症したもの及び既往に、ウエスト症候群、大田原症候群、早期ミオクロニー脳
症、遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん等のてんかん性脳症があり、てんかん病態がレノックス・ガストー症候
群あるいはレノックス・ガストー症候群以外の診断(全般てんかんもしくは部分てんかん)で残遺しているもので
ある。の診断基準>
発達性てんかん性脳症は、それぞれ異なる疾患であり、個別の診断基準がある。
1)レノックス・ガストー症候群の診断基準
Definite、Probable を対象とする。
A.症状
1.発症時期は小児期(主に8歳未満で、3~5歳が最多)
2.複数のてんかん発作型を有すること。
3.精神発達遅滞を合併する。
B.発作症状 (全般発作であり、部分発作と混同しない)
1.強直発作を有すること。
2.非定型欠神発作を有すること、又は有していたこと。
3.脱力発作を有すること、又は有していたこと。
C.検査所見
1.脳波 睡眠中の速律動(全般性・両側対称性の 10~20Hz の速波律動)と、全般性遅棘徐波(2~2.5Hz
の棘徐波・鋭徐波)を認める。
2.血液・生化学的検査所見・画像検査所見・病理所見は、特異的なものはない。
D.鑑別診断
ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん、非定型良性部分焦点てんかん、徐波睡眠期持続性棘徐波を示すて
んかん性脳症、ドラベ症候群を鑑別する。
E.遺伝学的検査
遺伝学的検査に特異的なものはない。
F.<診断のカテゴリー>
Definite: Aの3項目+Bの3項目+Cの1を満たすもの
Probable:Aの3項目+Bのうち2項目以上+Cの1を満たし、Dの鑑別すべき疾患を除外したもの
Possible:Aの3項目+Bのうち1項目以上+Cの1を満たし、Dの鑑別すべき疾患を除外したもの
※遺伝学的検査に特異的なものはない。
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レノックス・ガストー症候群で発症したもの及び既往に、ウエスト症候群、大田原症候群、早期ミオクロニー脳
症、遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん等のてんかん性脳症があり、てんかん病態がレノックス・ガストー症候
群あるいはレノックス・ガストー症候群以外の診断(全般てんかんもしくは部分てんかん)で残遺しているもので
ある。の診断基準>
発達性てんかん性脳症は、それぞれ異なる疾患であり、個別の診断基準がある。
1)レノックス・ガストー症候群の診断基準
Definite、Probable を対象とする。
A.症状
1.発症時期は小児期(主に8歳未満で、3~5歳が最多)
2.複数のてんかん発作型を有すること。
3.精神発達遅滞を合併する。
B.発作症状 (全般発作であり、部分発作と混同しない)
1.強直発作を有すること。
2.非定型欠神発作を有すること、又は有していたこと。
3.脱力発作を有すること、又は有していたこと。
C.検査所見
1.脳波 睡眠中の速律動(全般性・両側対称性の 10~20Hz の速波律動)と、全般性遅棘徐波(2~2.5Hz
の棘徐波・鋭徐波)を認める。
2.血液・生化学的検査所見・画像検査所見・病理所見は、特異的なものはない。
D.鑑別診断
ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん、非定型良性部分焦点てんかん、徐波睡眠期持続性棘徐波を示すて
んかん性脳症、ドラベ症候群を鑑別する。
E.遺伝学的検査
遺伝学的検査に特異的なものはない。
F.<診断のカテゴリー>
Definite: Aの3項目+Bの3項目+Cの1を満たすもの
Probable:Aの3項目+Bのうち2項目以上+Cの1を満たし、Dの鑑別すべき疾患を除外したもの
Possible:Aの3項目+Bのうち1項目以上+Cの1を満たし、Dの鑑別すべき疾患を除外したもの
※遺伝学的検査に特異的なものはない。
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