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(参考資料4)医師の働き方改革に関する好事例 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20985.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第15回 9/15)《厚生労働省》
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2.他職種とのタスク・シフト/シェア
事例2-1:医師事務作業補助者の配置【九州がんセンター】
令和2年度

医療機関の勤務環境マネジメント改革支援推進事業

開設主体 : 独立行政法人国立病院機構
所在地

: 福岡県福岡市

病床数

: 411床

医 師 事務作業補助者については、 22pに
参 考 資料あり

主たる医療機能 : 急性期

取組のきっかけ
医師や看護師の業務負担軽
減を目的に医師事務作業補
助者を採用していたが、離
職率が23%(平成30年度)
と高く、定着せずにいた。

取組の内容

取組の効果

医師事務作業補助者の質・モチ
ベーション向上を目指した取組
として、コアメンバーによる情
報収集・分析、勤務体系の変更、
教育・研修の充実等を行った。

1部門として独立させ、自ら医師へのアンケート調
査をするなど、質の向上への意識が高まった。離職
率は7%(令和元年)低下し、医師の業務負担の軽
減に大いに役立っていることで、医療の質を担保し
たうえで、医師の働き方改革につながっている。

事例2-2:特定行為研修修了者の配置【横須賀市⽴うわまち病院】
平成30年度

開設主体 : 横須賀市
所在地

: 神奈川県横須賀市

病床数

: 417床

病院経営への影響に関する調査研究事業

特 定 行為研修については、 18・19pに参考
資 料 あり

主たる医療機能 :高度急性期、急性期、回復期

取組のきっかけ
多くの患者を抱えている医
師が、急患対応で直ぐに対
応が困難な場合が多くあり、
他のスタッフにより、初期
対応を行える体制が望まれ
ていた。

取組の内容
医師の負担の軽減及び処遇
の改善を目的として、認定
看護師・特定行為研修を修
了した特定行為に係る看護
師の配置を行った。

取組の効果
専門的な視点からの観察や判断が可能となり、医師との連携
がスムーズになることで、チーム医療の文化が醸成され、医
療の質向上につながっている。医師が手術や急患対応ですぐ
に対応が困難な場合の初期対応をタイムリーに行えており、
医師が業務を中断せずに済んでいる。看護師同士で専門分野
の相談ができ、教育面においても有効であるとの声がある。

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