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(参考資料4)医師の働き方改革に関する好事例 (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20985.html |
出典情報 | 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第15回 9/15)《厚生労働省》 |
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5.病棟マネジメント・業務マネジメント
事例5-1:医療マネジメント職(事務職)の活躍【上尾中央医科グループ】
令和2年度
医療勤務環境改善マネジメントシステムの普及促進等事業
開設主体 : 医療法人社団愛友会等
所在地
: 埼玉県上尾市等
主たる医療機能 : 急性期
取組のきっかけ
経営の効率化を図るためには、事務
職(医療マネジメント職)の役割と
しては、医療の質を意識しながら、
医師をはじめとするたくさんの現場
スタッフに経営参画してもらう活動
がさらに重要になる。そのためには、
医療マネジメント職も、同じ目線で、
現場の軽減の企画設計に関わること
が重要であると考えた。
取組の内容
医療マネジメント職は、現場の様々な課題解決の企画
設計を行った。診療科別に効果の最大化を意識した電
子カルテの代行入力の他、逆紹介状の代行作成、逆紹
介患者のタイミングのコントロール、時間短縮視点の
問診表の改定、患者呼出コーディネイトなど、様々な
外来診療の効率化を図った。また、スムーズな現場の
コンセンサスを目指し、医師や看護師、医師事務との
話し合いをコーディネイトし、ファシリテーションな
ども、医療マネジメント職が中心となった。
取組の効果
29
○様々な業務設計を構築し、業務拡大のス
ピードを育成の体系化により加速させるなど
も同時に行い、現場の効率化が実現できた。
⇒外来診察時間が1.5時間削減された。
○再診・処方料のみの外来患者を抽出、主治
医に確認。医師事務は、逆紹介状の作成代行
と予約のタイミングコントロールすることで、
適切に外来患者の逆紹介を行うことができた。
⇒当該診療科の逆紹介患者20%UP
事例5-2:当直帯の申し送り時間帯を設定【淀川キリスト教病院】
令和2年度 医療分野の勤務環境改善マネジメントシステムに基づく
医療機関の取組に対する支援の充実を図るための調査・研究
開設主体 : 宗教法人 在日本南プレスピテリアンミッション
所在地
: 大阪府東淀川区
病床数
: 581床
主たる医療機能 : 急性期
取組のきっかけ
産婦人科において、妊娠や出産した女性医師
は当直やオンコールが免除されていた。その
他医師の協力により勤務をカバーしていたも
のの、勤務時間が長時間するにつれて勤務を
カバーする医師たちの不満が拡大していた。
配置と休暇の管理をする上で、日勤夜勤の情
報の引き継ぎや情報共有のあり方も見直す必
要があった。
取組の内容
当直の申し送りを仕組み化し、以下
の取組を実施した。
・当直専用のPHS
取組の効果
何の業務が残っているのかが明確
化し、院内全体の雰囲気が引き継
ぎしやすい雰囲気となった。
・17:00~17:30を引き継ぎ時間と
して、院内ルールを設定する
29
事例5-1:医療マネジメント職(事務職)の活躍【上尾中央医科グループ】
令和2年度
医療勤務環境改善マネジメントシステムの普及促進等事業
開設主体 : 医療法人社団愛友会等
所在地
: 埼玉県上尾市等
主たる医療機能 : 急性期
取組のきっかけ
経営の効率化を図るためには、事務
職(医療マネジメント職)の役割と
しては、医療の質を意識しながら、
医師をはじめとするたくさんの現場
スタッフに経営参画してもらう活動
がさらに重要になる。そのためには、
医療マネジメント職も、同じ目線で、
現場の軽減の企画設計に関わること
が重要であると考えた。
取組の内容
医療マネジメント職は、現場の様々な課題解決の企画
設計を行った。診療科別に効果の最大化を意識した電
子カルテの代行入力の他、逆紹介状の代行作成、逆紹
介患者のタイミングのコントロール、時間短縮視点の
問診表の改定、患者呼出コーディネイトなど、様々な
外来診療の効率化を図った。また、スムーズな現場の
コンセンサスを目指し、医師や看護師、医師事務との
話し合いをコーディネイトし、ファシリテーションな
ども、医療マネジメント職が中心となった。
取組の効果
29
○様々な業務設計を構築し、業務拡大のス
ピードを育成の体系化により加速させるなど
も同時に行い、現場の効率化が実現できた。
⇒外来診察時間が1.5時間削減された。
○再診・処方料のみの外来患者を抽出、主治
医に確認。医師事務は、逆紹介状の作成代行
と予約のタイミングコントロールすることで、
適切に外来患者の逆紹介を行うことができた。
⇒当該診療科の逆紹介患者20%UP
事例5-2:当直帯の申し送り時間帯を設定【淀川キリスト教病院】
令和2年度 医療分野の勤務環境改善マネジメントシステムに基づく
医療機関の取組に対する支援の充実を図るための調査・研究
開設主体 : 宗教法人 在日本南プレスピテリアンミッション
所在地
: 大阪府東淀川区
病床数
: 581床
主たる医療機能 : 急性期
取組のきっかけ
産婦人科において、妊娠や出産した女性医師
は当直やオンコールが免除されていた。その
他医師の協力により勤務をカバーしていたも
のの、勤務時間が長時間するにつれて勤務を
カバーする医師たちの不満が拡大していた。
配置と休暇の管理をする上で、日勤夜勤の情
報の引き継ぎや情報共有のあり方も見直す必
要があった。
取組の内容
当直の申し送りを仕組み化し、以下
の取組を実施した。
・当直専用のPHS
取組の効果
何の業務が残っているのかが明確
化し、院内全体の雰囲気が引き継
ぎしやすい雰囲気となった。
・17:00~17:30を引き継ぎ時間と
して、院内ルールを設定する
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