６．子育て環境の整備
事例６－１③：院内保育・病児保育・男性医師の育児休業取得促進【豊川市民病院】
令和２年度

医療機関の勤務環境改善マネジメント改革支援推進事業

開設主体 ： 地方公共団体（愛知県 豊川市）
所在地

： 愛知県豊川市

病床数

： 527床 （一般病床454床、精神病床65床、結核病床8床）

主たる医療機能 ： 急性期

取組のきっかけ

取組の内容

2017年に全職員を対象とした横断的組織と
してキャリア支援センターを設置し、人材確
保、人材育成、子育て支援など働きやすさ確
保のための環境整備の企画・立案等も行って
いる。働きやすい職場環境をさらに整備する
ために、WG（ワーキンググループ）を立ち
上げることから取組を開始した。

休暇取得促進のための施策として、育
児休暇取得促進のためのパンフレット
を作成し全医師へ配布するとともに、
診療科各所属長の年次休暇取得を促進
することで、休暇を取得しやすい雰囲
気を醸成した。

取組の効果

• 妊娠した女性医師全員が出産休暇と育
児休暇を取得している。
• １名の男性医師が育児休暇を取得し、
現在は部分休業を取得している。
• 医師一人当たりの年次休暇取得日数が
増加している。
3.3日（2018年）⇒6.0日（2019年）

事例６－２①：子育て中医師のキャリア形成支援【岡山大学病院】
令和２年度

医療機関の勤務環境マネジメント改革支援推進事業

開設主体 ： 国立大学法人岡山大学
所在地

： 岡山県岡山市

病床数

： 845床

主たる医療機能 ： 急性期

取組のきっかけ
院内に「医師の働き方改革に
関する労働諮問会議」を立上
げ、この下部組織として、
「同ワーキンググループ」を
設置した。

取組の内容
女性医師のための働き方改革及
びキャリア支援等のための支援
を行い、離職率を抑え、優秀な
人材の確保につなげるために、
病院の組織にダイバーシティー
推進センターを設置した。

取組の効果
離職時期は92%が卒後10年以内、ただし50%
が1年未満で復職している。
従来の定員外の増員としての「女性支援枠（現
在キャリア支援枠）」の設立した。

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