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(参考資料4)医師の働き方改革に関する好事例 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20985.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第15回 9/15)《厚生労働省》
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4 .地域連携・多職種連携
事例4-1①:病病連携・病診連携

【朝日野総合病院】
令和2年度 医療機関の勤務環境マネジメント改革支援推進事業

開設主体 : 医療法人朝日野会
所在地

: 熊本県熊本市北区

病床数

: 378床(一般病床275床 療養病床103床)

主たる医療機能 : 急性期、回復期、療養期

取組のきっかけ
熊本県熊本市では、市の中心に公
的病院等が集中しており、市北に
おける医療機関の地域医療資源の
有効活用には地域医療機関の水平
連携が必要であった。

取組の内容
地域の住民に対し最適な医療を提供
し、「地域包括ケア」の推進に寄与
することを目的とした「熊本市北区
医療介護福祉ネットワーク研究会
(熊北ケアネット)」を創立し、開
催している。

取組の効果
民間の中小病院では当直を大学病院等
からの派遣医師に依存していることが
多いが、研究会を通じて、派遣依頼先
の病院を広げ、当直派遣医師の調整を
行い易くなっている。

事例4-1②:病病連携・病診連携【島根県済生会江津総合病院】
令和元年度

医療勤務環境改善マネジメントシステムの普及促進等事業

開設主体 : 社会福祉法人恩賜財団済生会
所在地

: 島根県江津市

病床数

: 228床

主たる医療機能 : 急性期、慢性期

取組のきっかけ
済生会江津総合病院における、
医師減少、江津市医師会にお
ける開業医師の高齢化、後継
者不足。

取組の内容
社会福祉法人恩賜財団済生会、一般社団法
人江津市医師会、医療法人社団能美医院の
3法人で地域医療連携推進法人「江津メ
ディカルネットワーク」を設立。「クロス
アポイントメントシステム」を基本とした
医師の相互交流を行い、病院と診療所の両
施設で診療に当たるシステムを構築。病
院・診療所における共同研修、医療機器の
共同利用、病床の開放等を実施。

取組の効果
従来、江津市医師会の医師が実施していた診
療が高齢により継続困難となったため、済生
会江津総合病院から定期的に医師を派遣。一
方、開業医が済生会江津総合病院で実施する
診療・検査については積極的に関与。連携法
人内で定期的に開催している連絡会では活発
な意見交換が行われ、法人設立を機により医
師間の交流が図られている。

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