３．医師間の業務整理及びタスク・シフト/シェア
事例３－２①：チーム制の導入／奨励【九州がんセンター】
令和２年度

医療機関の勤務環境マネジメント改革支援推進事業

開設主体 ： 独立行政法人国立病院機構
所在地

： 福岡県福岡市

病床数

： 411床

主たる医療機能 ： 急性期

取組のきっかけ
一人主治医の場合、夜間・
休日の対応も余儀なくされ
る。診療科間で、働き方改
革に対する意識の格差があ
り、統一した活動が必要で
あった。

取組の内容
診療科ごとの複数・チーム主治
医制、休日当番制の確立を実施
するため、各診療科へのヒアリ
ングの実施、医療機関の診療体
制としてトップダウンによる方
針を決定し、実施した。

取組の効果
トップダウンの指示後も先行診療科の情報共有など
を行い、これが可能である認識を醸成した。本課題
指示後数か月での進捗調査では、全診療科で導入済
との結果をえた。その実態や問題点に関しては、今
後定期的な調査を行っていく。

事例３－２②：チーム制の導入／奨励【西宮協⽴脳神経外科病院】
令和２年度

医療機関の勤務環境マネジメント改革支援推進事業

開設主体 ： 社会医療法人 甲友会
所在地

： 兵庫県西宮市

病床数

： 167床

主たる医療機能 ： 急性期

取組のきっかけ
業務分担委員会の設置に伴い、医
師、看護師の業務軽減に目的に取
り組みが実施されている。

取組の内容
整形外科の主治医制とチーム制の併
用を導入した。チーム制の導入によ
り外来担当医以外全員で病棟の全患
者回診や全員に指示の権限与えられ
ている。

取組の効果
手術の終わっていない医師代わりに指
示が可能となり、勤務終了時刻を科全
体で統一し、労働時間を短縮をするこ
とができる。

24