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健康局 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/23syokanyosan/gaiyou.html
出典情報 令和5年度各部局の予算案の概要(12/23)《厚生労働省》
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がん対策

補正58億円、当初357億円(354億円)

令和4年度中に策定予定の第4期がん対策推進基本計画に基づき、「がん予防」「がん医
療」「がんとの共生」の三つを柱とした施策を実施することで、がん対策の一層の推進を図
る。

(1)がん予防【一部新規】

144億円(145億円)

がんを早期に発見し、がんによる死亡者を減少させるため、がん検診受診率や精密検査受
診率の向上を図る。
(主な事業)
・新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業
14億円
がん検診受診率向上に効果の大きい個別の受診勧奨・再勧奨(注)を、引き続き実施
するとともに、子宮頸がん検診・乳がん検診の初年度の受診対象者(子宮頸がん検診:
20 歳の女性、乳がん検診:40 歳の女性)にクーポン券及び検診手帳を配布する。
また、精密検査受診率向上のため、精密検査未受診者に対する受診再勧奨を実施する。
(補助先)市区町村
(補助率)1/2
(注)個別受診勧奨・再勧奨の対象
子宮頸がん検診:20〜69 歳の女性、乳がん検診:40〜69 歳の女性、
胃がん検診:50〜69 歳の男女(胃部エックス線検査は 40 歳以上も可)、
肺がん検診:40〜69 歳の男女、大腸がん検診:40〜69 歳の男女
新 ・がん検診の受診勧奨等実行支援事業

36百万円
令和4年度まで実施している「がん検診のアクセシビリティ向上策等の実証事業」に
おいて、がん検診受診率向上効果が実証された施策(複数がん検診同時実施の推進、ウ
ェブ申込による集団検診申込の利用、オプトアウト方式による受診の申し込み等)を自
治体が地域の実情に応じた方法で活用できるよう、自治体職員を対象とした研修会を開
催し、必要な助言等を行う支援事業を実施する。
(委託先)公募

(2)がん医療

186億円(182億円)

がんの全ゲノム解析等の推進及び体制整備、小児・AYA 世代のがん患者等の妊孕性温存療
法への支援、がん医療の実用化に資する研究の推進等、がん医療の充実を図る。
(主な事業)
・がんの全ゲノム解析に関する人材育成推進事業
39百万円
全ゲノム解析等に必要な医学的知識を有し、大量のゲノムデータの解析等が可能な情
報・統計の専門家であるバイオインフォマティシャンの人材育成を目的とし、がんゲノ
ム医療 中核拠点病院等の医師等が全ゲノム解析等に必要なバイオインフォマティクス
に関する基礎的な知識を習得できるよう、研修等を行う。
(委託先)公募

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