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資料1 永松参考人提出資料(石川県健康福祉部 部長) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31514.html
出典情報 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第11回 3/1)《厚生労働省》
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病床機能報告② 今年度の取組み


令和3年度の病床機能報告では、以下の傾向がありました。
⚫ 傾向① 複数の病床がある病院において、1つの医療機能しか選択していない病院がある
⚫ 傾向② 高度急性期と報告された病床のなかに、急性期病床相当の病床が含まれる(石川県中央医療圏)
⚫ 傾向③ 急性期病床と報告された病床のなかに、回復期相当の病床が含まれる (全医療圏)



特に傾向③に対して、「以下の3条件にあてはまる急性期病棟は、回復期(ポストアキュート)に分類すべきでは
ないか」とのご意見をうけ、令和3年度の病床機能報告の結果に色づけを行い、医療機関にお渡ししました。
⚫ 平均在棟日数が長い
(中央値:13.4日 下位25%:15.7日)

⚫ 患者重症度割合 が低い
(下位25%:21.8%)
⚫ 院内からの転棟割合が高い (中央値:4.8% 下位25%:13.0%)



そこで、県単位の地域医療構想調整会議で、医療機関に対して、上記の傾向を説明し、
「実態に即した報告を行ってほしい」とに依頼しました。

傾向①:
1つの医療機能のみ選択

傾向②:
高度急性期のなかに急性期

表1:病床機能報告のイメージ

病院A
病院B
病院C















800
0
50

0
100
300

0
0
100

傾向③
急性期のなかに回復期

表2 平均在棟日数 (2021)










0
0
0

表3 病床機能報告の結果(2021)









4.7

11.6

23.1 206.8

石川中央

11.2

11.2

26.8 236.2

能登中部

5.1

15.3

20.6 247.7

能登北部

-

14.3

19.4 112.2

南加賀





石川中央の高度急性期病棟の在棟日数
は、急性期病棟の在棟日数とほぼおなじ
で、他の医療圏より明らかに長い

各指標について、中央値を黄色、下位25%
を赤色に塗りつぶして、医療機関に伝えた

※患者重症度割合: 医療・看護必要度の評価項目が「A得点が2点以上かつB得点が3点以上」または「A得点が3点以上またはC得点が1点以上」の患者の割合

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