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参考資料2 薬害に関する授業実践事例集 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第22回 3/13)《厚生労働省》
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(業害C型肝炎について)
〇C型肝炎のうち、裁判にかっつているのは、血液製唱によるC型肝炎感染。
出産のときの止血剤として血液製剤を使用して発症した。 大学で医学等を
学ぶ学生に講義をしている中で、学生から「フィブリノゲンの副作用で感
染したんですね」 と言われたことがある。しかし、先ほどの授業から、楽
害と副作用が異なることは、皆さんはすでに分かっつていると思う。
〇アメリカの囚人の売血を製薬会社が買って、血 察 だけをプールのような
ところに入れ、 そこから血液製剤が製造された。 毒を打たれたようなもの。
〇裁判で争わりれたのは、気づいたときに止めなかったこと。 例えば、アメリ
力では私が打たれた 10 年前には承認を取り消されており、青森の産婦人
科では投与された 8 人の妊婦が 8 人とも感染するといったことが起きて
いた。ストップして対応がとられていたなら、被害は拡大しなかった。
しかし、 日本では、1992 年まで使用された。 製薬企業は、30 万人にフィ
ブリノゲンは投与され、 1 万人は感染したと言っている。一方で、原告は
2000 人しかいない。目分が感染していることを知らない人がいるかもし
れないということであり、「早く検査をして」 と言い続けている。
〇私自身は、フィブリノゲン投与の後に輸血も行ったため、産婦人科を退院
するときに血液検査を行った。そごこで感染が判明 した。 産婦人科を退院し
て帰宅した後、すぐ入院するよう言われた。出産後 30 日過ぎても次男と
は別々の生活となった。
(次男の弁諭『今、僕にできること
〇13 年間、月に 1 回の検査を行った。良かつたり悪かつたりして、一喜一
憂した。13 年目、かなり状態が悪くなつたため、インターフェロン注射
を開始した。 インターフェロン注射をしている中、中 2 だった次男が弁論
会でC型肝炎を題材にスピーチを行った。 スピーチを聴いて考えてもら
いたい (スピーチの練習をしているときに録音したものを流す)。
くスピーチの概要>
・母がC型肝炎と闘い始めてもうすぐ 14 年。
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