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参考資料2 薬害に関する授業実践事例集 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第22回 3/13)《厚生労働省》
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2. 中学生を対象にした社会科以外の教科等での実践例

(3 ) 学校法人青森山田学園 青森山田中学校
対象学年 中学校第 2 学年
教科等 総合的な学習の時間
サリドマイドを題材として、

・使い方を注意していれば病気を治癒するために使用すること
ができるものである

・再び被害を発生させることのないよう使用するべきでない
という2つの価値観に立つて討論することを通じ、自らの生き
方について考える機会とする。

学習の目的
授業の流れ
【 1 時間目】

各自、タブレット端末を用いて、薬害について調べる。
【 2 時間目】

4グループに分かれ、それぞれ、①サリドマイドに関する訴訟、②出生期か
ら幼少期までの被害者の生活、 ③学生時代から現在に至るまでの被害者の生活
及び④サリドマイドが新たな病気に用いられていることについて、 新聞記事や
インターネットの記事など教師が用意した資料をもとに個人で調べた後、グル
ープで話し合い、まとめる。テーマごとに提示された視点は以下のとおり。
①サリドマイドに関する訴訟

・母親たちはどうしてほしくて何をしたのだろう

・会社側は最初どうだっただろう

・裁判ではどんなことを訴えたのだろう

・国・会社はどう主張したのだろう

・裁判に勝訴するまでどれくらいかかったのだろう
②出生から幼少期にかけての被害者の生活

・生まれるとき、生まれたとき、どんな困難があったのだろう

・幼少期学校時代にどんな困難があったのだろう
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