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参考資料2 薬害に関する授業実践事例集 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第22回 3/13)《厚生労働省》
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2. 中学生を対象にした社会科以外の教科等での実践例
(2 ) 国立大学法人 策波大学附属中学校

対象学年 中学校第 3 学年

教科等 道徳

学習の目的 | 障害のある方々のご苦労やご努力から公正や公平について学ぶ
授業の流れ

正義を宣んじ、だれに対しても公正、公平にし、差別や偏見のない社会の実
現に努めることを指導するため、増山ゆかり氏 ((公財) いしずえ サリドマ
イド福祉センター) による講演を実施

※1. (1) に掲載した授業の後に本授業を実施。

※講演概要は2. (1 ) 枚方市立杉中学校を参照
授業を受けた生徒の感想 (一部)

ー楽吉は、生まれたときからある場合もちあるし、もしかしたらこれから私たち
が風邪を引いて飲んだ薬やワクチンが原因でなる可能性もあるので、普通の
障害よりも自分たちに身近だし、自分が被害者でなく、いつか加害者になっ
てしまう可能性もあり、身近だからごこそ考えなければならない問題だと感じ
た。
ーサリドマイドによる楽害はドイツで作られて日本に輸入されたもので、すべ
ての国の問題かもしれないが、日本において、差別等の問題があった。講演
で日本という国の中での正義のあり方の問題でもあるとおっしゃっていた
が、日本という国が薬害や社会問題、一人一人の幸福について日本がどのよ
うに正義を実行していくべきか、考えさせられる内容だった。

ー私が知っていた薬害も、名前くらいしかわからなかったので深く知ることが
できてよかったです。 被害者増山さんの辛い経験や小さい頃に思っていたご
と、こごこれまでの努力、今変わつてほしいという願いがひしひしと伝わってき
てとても心を動かされました。多くの人が薬害を知るべきだし、障害のある
人に対する差別、偏見を根絶すべきだと感じられたところが良かっつたです。
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